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作業療法学科 昼間部 3年生(2019年8月現在)

栁澤 育さん

ハーモニーを紡ぐ。吹奏楽と作業療法

学科 作業療法学科
学年 昼間部 3年生
出身校 東京都立青梅総合高等学校
 
趣味/特技 音楽を聴くのも演奏するのも好きです
  • 吹奏楽と作業療法の共通点。
    心を通わせハーモニーを奏でる。
    忙しいけど、楽しい学校生活

    「生きがいをサポートするということ」

    Q. なぜ、作業療法士を目指すことにしたのですか?
    昔から人の役に立つような仕事がしたいと思っていて、母が看護師だったこともあり、中学〜高校2年生までは、私も看護師になろうと思っていました。高校に総合学科を選んだことも看護を学ぶためでした。
    ですが、よくよく考えてみたら、私は血が苦手なことに気づいて(笑)、看護師を目指すことはやめました。その後、高校の選択授業でいろいろな医療職を学ぶという機会があって、その時に作業療法士・理学療法士・言語聴覚士を知りました。
    リハビリテーションの中で、作業療法士は作業を通してその方の生きがいをサポートしていくという点で興味を持ち、この分野なら自分の力を発揮できると思って、作業療法士を目指すことにしました。
  • 「専門学校と大学の狭間で」

    Q. 大学や3年制の学校がある中で、なぜ日リハを選んだのですか?
    私はマイペースな性格なので3年制の専門学校のペースでは置いてかれてしまうと思いました。なので、日リハか大学かで進路を選びました。
    日リハか大学かで悩みましたが、実際に日リハや大学のオープンキャンパスに参加してその違いを体感しました。
    大学はキャンパスがとても広く、オープンキャンパスに参加した時に、その人数の多さに圧倒されてしまい「自分には向いていないな」と感じました。同時に、講義室での教員との距離の遠さを体感して、不安になりました。
    それに対して、日リハは少人数制で、1人ひとり目の届く範囲の距離感で質問もしやすく、自分に合っていると思いました。どこよりもサポート体制がしっかりしている印象でした。
    そして何より、オープンキャンパスで対応してくれた先輩方がとても立派で、「私もこんな風になりたい」とあこがれを抱いていました。こんなしっかりした先輩方がいる学校なら安心だと思ったんです。
    あとは、実習時間の多さです。学校を選ぶ時に実習時間は重視していました。日リハでは、実習が充実していて、幅広い分野で多くの経験を積むことができるので、卒業後に即戦力になれると思って、日リハに決めました。
  • 「高2の夏には心は決まっていた!」

    日リハのオープンキャンパスにはじめて参加したのは高2の夏だったのですが、その時点ですでに心は日リハに決まっていました。その後、他の学校のオープンキャンパスに行っても、日リハよりも自分に合っていると感じる学校は見つからなくて。
    日リハのオープンキャンパスには何度か参加しましたが、参加するたびにどんどん日リハに惹かれていく自分がいました。
    私の家から日リハまでは2時間くらいかかるので、正直ちょっと遠いのですが、日リハには2時間かけてでも通いたい魅力がありました。
  • 「吹奏楽と作業療法の共通点」

    Q. 日リハには毎年、吹奏楽をやっていたという方が入学されています。柳澤さんも吹奏楽をされていたとのことですが、吹奏楽(音楽)とOTは関連性を感じることはありますか?
    私は、3歳上の姉がトランペットをやっていて、その影響で私も中1からずっとトロンボーンをやっています。今でも地域の楽団で演奏したりしています。
    吹奏楽は、1人で楽器を吹くだけでは成り立ちません。大人数で演奏し、バランス良く音が重なることで素敵なハーモニーができます。吹奏楽では楽器を通して仲間と繋がるんです。
    作業療法士は患者様に心を開いてもらうために、患者様に対して興味を持ち、こちらから寄り添っていきます。作業を通して患者様と心を通わせていくところは、吹奏楽と似ているのかなと思っています。
  • 「忙しい。けど、楽しい。」

    Q. 実際の日リハの学校生活はいかがですか?
    授業は一コマ90分と長いですが、隣に座っているペアと話し合う時間や、実技など体を動かしていることも多く、そんなに長さは感じません。入学して最初のころは、座学が中心で覚えることも多くて大変でした。3年生になって実技がかなり多くなってきて、レポート課題もあって、1~2年生のころとは違う大変さがありますが、「忙しいけど、充実していて楽しい」と感じています。
    昼休みはお弁当を食べながらお話して盛り上がったり、午後の授業に向け仮眠を取ったりと、少し授業から離れてリフレッシュしています。
    私は片道2時間かけて通っているので、朝も早いですし結構大変です。ですが電車の時間は授業の予習復習をしたり、座れた時には課題を進めたり時間を有意義に使うようにしています。とは言っても、朝の電車では寝てしまうことも多いですが(笑)
  • 「小学校以来の関係性」

    Q. 先生とのコミュニケーションはいかがですか?
    常に学校に先生がいらっしゃるので、授業終わりも教員室を尋ねればいつでも質問できる環境です。廊下などで先生によく会うことがありますが、「最近はどう?」と、先生方から私達に話しかけてくれることもあります。担任の先生だけじゃなくて、先生方がみんな学生のことをとても気にかけてくれているんだと思います。
    なので、授業の事・テストの事・実習に向けて不安な事など、なんでも気軽に相談できて、とても安心出来ました。先生との距離の近さは、小学校以来の近さだと思います。
  • 「入学前から友達になれる。今や同志。」

    Q. クラスの雰囲気はいかがですか?また入学前のイメージと違いはありましたか?
    日リハ入学前には、合格者向けの学習会があったので何度か参加しました。学習会では医療の勉強をすることはもちろんですが、入学後クラスメイトになる人たちと交流をとって、友達にもなれたので、入学後の学校生活にはスムーズに馴染むことができました。
    クラスメイトは作業療法士と言う同じ職業を目指す同志ですが、住んでいる地域も性格も様々なので毎日が楽しいです。グループで学習する機会も多いので、年々クラスがまとまってきていると思います。
  • 「理想の作業療法士像」

    Q. どんな作業療法士になりたいですか?
    作業療法は患者様に合わせてリハビリをしていくので、患者様の「したいこと」「やりたいこと」を中心に組み立てていきます。ですので、色々なことに興味を持ってチャレンジしていきたいです。
    そして、自分が持つアイデア最大限に生かし、患者さんに「あなたに作業療法をしてもらって良かった」「作業療法すごく楽しかった」と言われる作業療法士になりたいです。
  • 「スタートはみんな一緒!」

    Q. これから日リハを目指す方々へメッセージをお願いします。
    入学してから骨や筋肉、神経などとてもたくさんの事を覚えるので、合格した後も日リハの学習会に参加して、少しでも知識をつけておくと良いと思います。 入学前は心配も多いと思いますが、スタートはみんな一緒なので焦らないで大丈夫です!