2022.12.13
学内の様子
2022年12月、今度の4月に理学療法学科へ入学予定の方にお集まりいただき、合格後学習会を行いました。今回のテーマは「共通の言葉で運動を表現する」です。入学後には「運動学」の授業で学ぶ内容の入門編になります。
注)今回参加できなかった方も、入学後にしっかり学びますので安心してくださいね。
人間の関節は肩関節、膝関節など多数あり、部位によって動かせる方向があります。動かせる方向のことを「運動方向」といい、それぞれ動きには名前がついています。
例えば
・外側に転がる=外転
・折れ曲がる=屈曲
・内側にまわる=内旋
など…
この関節の名前と運動方向を組み合わせることで、各関節がどんな運動をしたか、どんな位置にあるかを示し、色々な姿勢を伝えることが出来ます。
この関節の名前や運動方向は、いわば医療現場で通じる「共通の言葉」で、今回はこの「共通の言葉」を実際に使ってみることがテーマです。
まずは先輩である在校生が、運動方向について説明します。参加者の皆さんも自分の身体で動かしてみたり、関節を触って確認したり、グループ内で確認していきます。
続いて、グループごとにポーズを決め、他グループの人にそのポーズが取れるように実際に「共通の言葉」で動きを指示してみます。
なかなか思い通りのポーズにならず、「想像するポーズにするにはどうすれば伝わりやすいのか」を一生懸命みんなで考えながら挑戦していました。
最後はみんなで感じたことや思ったことを発表し合って終了です。
「難しかったけど、本で読むより実際に体験できてよかった」
「医学を学んでいるって感じがした」
など、初めての学びに色々な感想があったようです。
今回の理学療法学科合格後学習会では、入学予定の皆さんで少人数のグループに分かれ、日リハの特徴でもあるグループワークを実際に体験していただきました。
医療現場において共通の言葉である専門用語は聞き慣れない言葉が多く難しく感じますが、日リハの授業ではこうしたグループワークを多く行う事で、お互いに支え合いながら着実に知識を定着させていきます。
参加された皆さん、お疲れさまでした!
次回の学習会は2024年2月を予定しています!
グループ校