2017.09.14
先生より
皆さんこんにちは、理学療法学科教員の重國です。本日は、日リハの特徴となりつつある通称「チーム伸びしろ」をご紹介します!
簡単に申しますと、いわゆる「補講」です。色々な呼び名があるのですが、学生が付けてくれたこの呼び名が私はとても気に入っております。
理学療法学科昼間部の「チーム伸びしろ」は1年生の対象者5名程度。少人数で行っており、教員は多い時には3名で対応しています。
突然ですが皆さん、「勉強」という言葉の意味を考えたことはあるでしょうか?
「勉強」この言葉、好きな人いますか?
正直、私はあまり好きな言葉ではありません。
なぜかというと、本来の意味は「勉(つと)めて、強(し)いる」
つまり、「気の進まないことを仕方なくする」という意味だからです。
なので、そもそも勉強とは「楽しいものではなく、辛いけどもやること」ということになります。もちろん、忍耐力を養う為に、技能(スキル)の限界を超える為に「勉めて強いる」時期も重要です。
しかし、この「チーム伸びしろ」では、本来の意味での「勉強」は横に置いておいて、「楽しく学習」をしたいと考えています。
今日は後期の「チーム伸びしろ」2回目。先週の1回目は、メンバーと何をやるのかを相談して一緒に決めたので、今日は作業に入ります。
皆、時にはおしゃべりしながら、時には真面目に、授業とはまた違った雰囲気でリラックスしながら作業をしていました。
手元を見てみると、
何やら、カードに漢字をたくさん書いたり、イラストを描いたりしています。
一部完成したのがこちら↓ サイズは少し大きめのスマホくらい
表に筋肉の絵、裏に筋肉の名前や働きなどの情報が書いてあります。
題して「筋肉カルタ」です!!
まずは、13枚のカードを作ってもらうことにしました。(実は作ること自体が既に良い学習になっています。)
次回はこのカードを使ってカルタをします。
例えば、自分のカルタを絵が上になるように適当に並べて、教員が「広背筋!!」とか、「肩関節の屈曲筋は!?」など様々なお題を出して、適切に取ることができるか、または一つのカルタを複数人で囲んで、勝負もできます。
もちろん、穴をあけてリングをつければ、暗記用のカードにもなります。
静かに机の前に座って、じっと教科書を見つめて、ひたすら覚えるという方法(勉強)はせず、アナログではありますがゲーム性も取り入れて、ワイワイしながら学習してもらいます。
楽しく学習しても、効果が上がることを実感してもらいたい!
今から後期試験の結果が楽しみです!!
グループ校