2016.05.20
先生より
作業療法学科昼間部の五十嵐です。小学校の1年生を担任する先生が「これから必要になる力」と言っていました。
何に基づいてかと言いますと、
英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が「今後10~20年程度で、約47%の仕事が自動化されるリスクが高い」と発表、子供たちが大人になる頃、その約半分はまだ存在していない職業に就くということで、日本の義務教育の場でも将来に備えて指導内容を変えてきています。
プログラミングやロボット、3Dプリンターなどを使った「デジタルものづくり」を遊びながら学べる子供の習い事の場も増えつつあります。
「アプリの作り方」なんて大人の私でも習いたいくらいです(*_*;
ある小学校で将来なりたい職業はとアンケートを取ったところ
1位 サッカー選手
2位 お医者さん
4位 公務員
でしたが、なんと3位にランクインしたのは「ユーチューバー」でした!
ほんの数年前には考えられない結果ですね。
では、コンピューターに代替されにくい仕事とは何か。
ここには「作業療法士」が入っております。「人間しかできない新しい発想や価値を生む仕事」という見方からのようです。
ただ、医療や福祉の現場でもどんどんロボットや機器が導入されてきています。
作業療法士は相手の気持ちを汲み取り、できなくなった生活行為を再獲得する支援をする仕事ですがそのためには「創造・想像力とコミュニケーション力」がやはり必要です。
それにプラス時代の流れに対応していく力も必要です。
私も取り残されないように努力していかなくてはならないですし、日リハで学ぶ学生さんにも将来を見据えて「創造・想像力とコミュニケーション力」を養ってほしいと思います。
グループ校