2020.10.29
学内の様子
日リハの即戦力教育の取り組みの一つに、卒業生に協力していただく演習授業「Teaching Asystant System」があります。先日、作業療法学科夜間部3年生がその「TAS」を実施しました。
今年は感染症の影響もあり、なかなか思うように実技演習が実施できない部分はありましたが、そんな中でも必要な対策をとりながらできる限りの実技演習を行ってきました。
そして、卒業生に協力していただいて実施する「TAS」は、これまで授業で学んできたことが身についているかどうかを確認する機会にもなります。
感染対策も考慮して、お越しいただいた卒業生の人数は例年より少なめですが、それでも仕事終わりでお疲れのところ、こうしてわざわざ「後輩のために」と集まってくれるのは、とても嬉しい事です。
学生は3名前後でグループを作り、グループごとに卒業生が入っています。今回演習授業を実施したクラスは、作業療法学科夜間部3年生で、もうすぐはじめての長期実習(評価実習)に臨みます。
もちろん、卒業生の皆さんは臨床現場で現役の作業療法士として働いていますので、学生に対するフィードバックでも現場目線。実技指導をしっかり行うだけではなく、患者様への声のかけ方などの接し方についてもアドバイスをしてくれています。
私たちの教育理念は「即戦力として活躍できる人間性豊かな作業療法士・理学療法士の育成」です。
その為には外部で実施する臨床実習の時間も大切ですが、その臨床実習をより充実させるためには学内での演習授業がとても重要になります。
こうした機会を通して、少しでも多くの経験を積み、より充実した臨床実習に臨めるように準備を進めていってください。
グループ校