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補装具体験&インソール体験

2020.12.02

学内の様子

2021年の4月に理学療法学科に入学予定の皆様にご参加いただき、合格後学習会を開催しました。

 

 

 

 

 

 

今回のテーマは「補装具体験&インソール体験

 

 

車椅子、杖、補装具を実際に使用する授業、靴にインソールを装着することで歩行にどのような影響が出るのか、身体を動かし、原因を推測する体験授業です。

 

 

 

 

【3つの補装具体験】

 

 

 

日リハ生が車椅子、杖、装具の使い方、種類、特徴などを説明し、実際に参加者の皆さんにも体験してもらいました。

 

 

 

その1:車椅子

 

 

 

2人ペアになって、介助者と使用者の両方を体験し、自分で操作もしました。
段差を乗り越えたり、狭い場所での回転はなかなか大変でした。

 

 

 

 

 

 

介助者の「動きます、止まります」という声掛けが、使用者からするととても安心することも体験してもらいました。

 

 

 

その2:杖

 

 

 

杖にはいくつか種類があり、それぞれ試しました。

 

 

 

 

 

 

よく見かける一本杖や、安定して使用できる4点杖、腕に力が入りにくい方でも使用しやすいロフストランドクラッチなどがありました。

 

 

 

杖の正しい高さ調整の方法、使い方も学んでいただきました。

 

 

 

その3:装具

 

 

 

装具には、軽いものから、硬くて重い頑丈なものまであります。

 

 

 

 

装具の作成や調整は義肢装具士が行いますが、理学療法士や作業療法士も関わって患者様の体に合うように調整します。

 

 

 

 

【インソール体験】

 

 

 

2人1組で、お互いの脚の形や歩き方から「正常、O脚、X脚、XO脚」いずれかをチェックし、土踏まずの高低を確認しました。

 

 

 

 

 

 

その結果をもとに、医療用のインソールを適切な箇所に装着する体験をしました。

 

 

 

傾きや、歩行に違和感がある場合には、インソールの調整→歩行の確認、調整→歩行の確認…を繰り返します。

 

 

 

日リハ生も一緒に、歩行を見て、インソールの装着位置を考えます。

 

 

 

 

 

 

実際の医療現場では、筋力が弱い方が歩きやすくなるようにインソールを装着・調整したり、筋肉が偏っている方には、バランスが取れた歩行になるように使用したりします。

 

 

 

第2回の合格後学習会は、とても盛りだくさんな内容でした。

 

 

 

皆さん、最初は緊張した面持ちでしたが、楽しんでいただけたようで帰るころには笑顔が見られたのでよかったです!

 

第3回、第4回とありますので、またのお越しをお待ちしております。

 

※ご参加頂いた皆様、検温とアルコール消毒にご協力いただきありがとうございました。

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