2021.07.29
先生より
理学療法学科の土手です。
先日、KEEOGO(カナダで開発され台湾で製造されているロボティック移動支援機器)のその存在を知り、KEEOGOトレーナー研修を受けてきました。
その時の様子はこちらの記事にまとめています。
その話を理学療法学科の木下先生にもお伝えしたところ、お知り合いの体験希望者がおりましたので、その体験を報告させていただきます。
発症して20年ぐらいで両下肢が動きづらく、左手に杖も使用している方です。KEEOGOは健常歩行を促すことで、今まで使えていなかった筋や神経、脳を刺激します。使っていないところを久しぶりに使うと、かなり疲労もしますが、どなたもその良さを感じることが多く、この方にも良さを感じたコメントをいただきました。
理学療法士の歩行などを分析する能力との関連が重要で、トレーナーが増えると利用者の可能性が広がります。人生を諦めず、「自分の生きたいように生きる」ために、就労支援やスポーツなどにも有効利用できるツールです。こういった利用者や学生にも知ってもらうと、前向きで活き活きとした将来への可能性が広がります。
今年の国際福祉機器展にも参加しますので、興味のある方はブースにもぜひ立ち寄って下さい。
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