2021.12.10
学内の様子
先日、2022年4月に理学療法学科へ入学予定の皆様にご参加いただき、合格後学習会を開催しました。
今回は、昼間部と夜間部に分かれての学習会となりました。このレポートでは昼間部の学習会をご紹介します!
今回のテーマは、
「ストレッチから学ぶ身体の仕組み」
です。
5~6人のグループに分かれ、まずは立位体前屈(立って行う前屈)で台から指先までの長さを測定します。
台を超えて指先が届く人もいれば、台まであと少し…という人も。
在校生や他の参加者から「がんばれ!」と応援されながら、懸命に前屈します。
次に、高瀬先生が正しいストレッチ姿勢と正しくないストレッチ姿勢の両方を実演。
みんなで正しいストレッチの姿勢を実践します。
そして在校生が骨格標本を使って「なぜ正しいストレッチの姿勢なのか」「なぜ正しくないストレッチの姿勢なのか」身体の仕組みを解説しました。
実はこの「在校生の解説」も大きなポイントです。
理学療法士にとって、患者様へ身体について説明することは重要な仕事です。専門家として、わかりやすく相手に伝えることも4年間の勉強の1つと言えます。
合格後学習会は入学予定者の方々の学習会ですが、在校生にとっても学びの場になっています。
入学予定の皆さんも、先輩たちと同じように4年後にはわかりやすく相手に伝える専門家になっていることでしょう。
正しいストレッチと身体の仕組みを学んだ後は、最後にもう1度、立位体前屈で測定。
実際にストレッチによって身体が柔らかくなったのか確認します。
ストレッチ前よりも指先が更に下までいくはず!在校生も、参加者の方に測定してもらい立位体前屈に挑戦していました。果たして結果は…
人によってさまざまな結果になったようですが、実際に自分の身体を動かしたことで、しっかり身体の仕組みを体感する機会となりました。
医療の勉強は膨大ですが、身体を使ったり、友達と勉強をしたりしながら1つひとつ学んでいけば、必ず身につきます。今回の学習会のように、これから皆で頑張って勉強していきましょう。
参加者の皆様、マスク着用とアルコール消毒にご協力頂きまして、ありがとうございました!
グループ校