はじめての長期実習に向けた壮行会~作業療法学科夜間部3年生

はじめての長期実習を目前に控えた作業療法学科夜間部3年生が、クラス壮行会を行いました。

 

 

夜間部の先生、実習を担当する先生方から、一言ずつアドバイス。

 

 

夜間部学科長の松生先生

 

 

「実習先のスタッフの方々や、訪問で来て頂いた先生方など、人との縁を大切にしてください」

 

 

優しい口調の夜間部田中先生

 

 

「実習前の準備が大切です。特定の分野の教材だけではなく、関連する分野の教材も持って行って様々な分野に対応できるようにしましょう」

 

 

お気にのサコッシュがかわいい山下先生

 

 

「実習は休まないよう、体調管理やコロナ感染にお気をつけて」

 

 

作業療法士界の大御所、大西先生

 

 

「報告・連絡・相談はしっかり行うようにしてください」

 

 

 

夜間部山田先生は日リハ卒業生

 

 

学生を実習に送り出す先生方が、まるで我が子を見送る親のようで、アットホームな雰囲気でした。

 

 

 

伴野先生は女性目線で

 

 

実はみなさん、昨年のコロナ禍で長期実習に備えた病院見学ができていませんでした。

 

 

昼間部学科長の手塚先生

 

 

この様な理由から、先生方は学生の気持ちを少しでも和らげようとアドバイスをされていたのですね。

 

 

作業療法学科統括学科長の深瀬先生。この日はジャケパンスタイルでビシッと。

 

 

 

最後に、日直さんからの一言

 

 

「・・・実習、頑張りますので・・・頑張ります!」

 

 

 

即戦力になるための長期実習。大変だと思いますが、ぜひ、一回りも二回りも成長できるよう頑張ってください。

 

 

最後の最後に、先生からもう一言

 

 

「食事と、まとまった睡眠はしっかりとるようにね!」

 

 

2022年4月の入学に向けた第一歩~理学療法学科・作業療法学科の合格後学習会

今年度のAO入試もすでに第5期まで終わり、来年4月の入学予定の方もだんだんと決まってきました。まだ入学までは半年以上の期間がありますが、本校では来年の4月に向けて少しずつ準備を進めてもらうことができるように、入学前の合格後学習会を開催しています。

 

先日、第1回目の合格後学習会を開催いたしましたので、その時の様子をレポートしたいと思います。

 

理学療法学科の合格後学習会

 

それでは、まずは理学療法学科の合格後学習会からレポートします。

 

 

今回の内容は「骨」について。一年次に学ぶ解剖学の分野で、医学を学ぶ上での基礎となります。

 

ヒトの体には約200個もの骨があり、全部の名前を暗記するだけではなく、形や部位の名前、出っ張りや凹み、骨の中の構造など…覚えることはたくさんあります。

 

 

この「骨」について学ぶため、4人1グループになり、学生スタッフもサポートしながらバラバラになった骨模型を正しい位置にくるように並べていくワークを行いました。

 

※こまめにアルコール消毒を行っています

 

似たような形の骨がいくつかあり、左右どちらにくるのか?どちらが上で、どちらが下にくるのか?教科書では分かりにくいところは先生や学生が解説していきます。

 

 

みなさん、最初は緊張した様子でしたが、グループ内でコミュニケーションを取り徐々に和んだ雰囲気になってきました。真剣に取り組みつつも、楽しそうにグループワークを行っていました。

 

 

一人ではなかなか覚えるのが大変な勉強も、このように複数人で行うことで「あの時に触ったあの骨だ!」「この骨はこういう特徴があるって皆で確認しあった!」というように思い出しやすくなります。

 

お越しいただきました皆さま、お疲れ様でした!

 

 

作業療法学科の合格後学習会

 

それでは次に、作業療法学科の合格後学習会の様子です。今回の学習会は精神分野と身体分野の勉強を、2部構成で学びます。

 

 

まずは精神分野から。

 

「心理テスト」を行い、自分自身の行動特性を診断します。

 

今回行った心理テストでは、心を5つの状態に分類し、そのエネルギー配分をグラフ化することで、その人の性格のクセをとらえるというもの。性格診断テストに回答し、学生スタッフも手伝いながら結果をグラフにします。

 

 

作業療法に限らずですが、医療やケアでは特に「どう言ったら相手に伝わるか」がとても重要です。自分や相手の性格のクセを把握し、長所を活かす方法や短所を補う方法を知ることも作業療法の1つです。

 

続いて身体分野では、グループに分かれて解剖学の基礎である「骨」について学びました。

 

 

実際に骨模型を手に取りながら、学生スタッフが骨の名称や位置、数などを説明します。

 

※こまめにアルコール消毒を行っています

 

参加者の皆さんはグループ内で相談したり、参考書を見たり、自分で体を触ったりしながら骨を確かめていました。自分たちの体がどうなっているのか、しっかり知るところからスタートです。

 

 

「はじめて心理テストをやった」「はじめて骨模型を触った」という参加者の方も多かったと思いますが、今回の学習会で作業療法士への最初の一歩を踏み出しました。

 

 

今後も合格後学習会を開催します

 

今回は、理学療法学科・作業療法学科の第一回合格後学習会の様子をお伝えしました。

 

ご覧いただいて感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、第一回目となる今回は、理学療法学科・作業療法学科どちらの学科でも共通してとても大切な基礎となる「骨(解剖学)」について、学んでいただきました。

 

このように、日リハでは合格が決まった皆さんから順番に、一足早く作業療法・理学療法の勉強に触れていただける機会を設けています。

 

これから合格が決まった皆さんには、順番に今後の合格後学習会の予定をお伝えいたします。本校への合格が決まった方はぜひ合格後学習会に参加して、医療の勉強に触れてみてください。

 

4月からのクラスメイトと早めに交流もできるので、入学後の学校生活にもなじみやすくなります!

 

ちなみに、今回学んでいただいた内容は入学後に改めてしっかりと授業を行いますので、参加できなかった皆さんも心配しなくて大丈夫ですよ。

移動支援機器「Keeogo」(ロボットスーツ)の体験授業~理学療法学科夜間部

先日、理学療法学科夜間部では、「日本Keeogo協会」の皆様に全面的にご協力いただき、移動支援機器「Keeogo」(ロボットスーツ)を実際に学生たちが自ら装着して体験する授業を行いました。

 

 

 


 

Keeogoとは

 

カナダで開発され台湾で製造されているロボティック移動支援機器です。keep on going(歩き続けよう)から作られた造語です。

日本Keeogo協会HPより引用

 


 

 

それでは実際にはどんな体験授業だったのか、簡単にレポートしてみたいと思います。

 

 

今回は日本Keeogo協会認定トレーナーの方(6名)にお越しいただき、機器の説明や装着体験にご協力いただきました。

 

 

 

 

まずは「Keeogo」の特徴や他の機器との違いなどについて説明していただいた後、実際に学生たちがKeeogoを装着させていただきます。

 

 

ただ装着して歩くというわけではなく、Keeogoがサポートする力を弱くしたり強くしたり変化をさせながら体験してもらいます。

 

 

 

 

装着した状態でハーフランジ(またはフルランジなど)を行い、その様子をお互いに観察してみると、人によってベストなサポート力が違うという事がわかってきます。

 

 

 

 

そのようにお互いを評価し合い、そしてそれをグループごとに共有し話し合っていきます。

 

 

実際にリハビリテーションの場面では、Keeogoなどの支援機を使うことの目標(ゴール)を設定し、それに向けてどんな課題があり、どのようにリハビリテーションをプログラムしていけばいいかといった事を考えていきます。

 

 

 

 

近年、リハビリテーションの世界ではロボットスーツが少しずつ身近な存在になってきました。これからのリハビリテーションではさらにその役割が大きくなってくると予想されています。

 

 

ロボットスーツと一言で言ってっも様々な種類や役割があり、軽度の移動障がいの方向けのもの、重度の移動障がいのある方向けのものなどがあります。

 

 

このような機会を通して、将来臨床現場に出たときには、新しい技術にも対応できる即戦力として活躍できるようになってください。

 

 

 

 

日本Keeogo協会の皆様、この度はご協力いただきありがとうございました。また次回以降の授業もよろしくお願いいたします。