今年の国家試験対策

11月も後半になり、国家試験本番(2022年2月21日)までのカウントダウンが始まりました。

 

 

 

 

 

 

感染症拡大がなかなかおさまらない中ではありますが、国家試験は着々と迫ってきますので、本番に向けた国家試験対策もますます濃密になっています。

 

 

 

例年であれば、4年生が一堂に会して実施していた「外部講師をお招きした国家試験集中講義」を、今年はZoomを利用して教室を分散させながら実施しています。

 

 

 

 

 

 

今年は感染症拡大の影響ではじめての試みも多く、学生の皆さんにはご不便をおかけしてしまっているところもありますが、先生たちは全員が国家試験に合格できるように、最大限のバックアップをしています。

 

 

 

ぜひ、残りの期間、悔いが残る事の無いように頑張ってください!

 

 

 

現役の作業療法士から学ぶ~TAS~

日リハの即戦力教育の取り組みの一つに、卒業生に協力していただく演習授業「Teaching Asystant System」があります。先日、作業療法学科夜間部3年生がその「TAS」を実施しました。

 

 

※動画は少しぼかしています

 

 

今年は感染症の影響もあり、なかなか思うように実技演習が実施できない部分はありましたが、そんな中でも必要な対策をとりながらできる限りの実技演習を行ってきました。

 

 

そして、卒業生に協力していただいて実施する「TAS」は、これまで授業で学んできたことが身についているかどうかを確認する機会にもなります。

 

 

 

 

感染対策も考慮して、お越しいただいた卒業生の人数は例年より少なめですが、それでも仕事終わりでお疲れのところ、こうしてわざわざ「後輩のために」と集まってくれるのは、とても嬉しい事です。

 

 

 

 

学生は3名前後でグループを作り、グループごとに卒業生が入っています。今回演習授業を実施したクラスは、作業療法学科夜間部3年生で、もうすぐはじめての長期実習(評価実習)に臨みます。

 

 

 

 

 

もちろん、卒業生の皆さんは臨床現場で現役の作業療法士として働いていますので、学生に対するフィードバックでも現場目線。実技指導をしっかり行うだけではなく、患者様への声のかけ方などの接し方についてもアドバイスをしてくれています。

 

 

 

 

私たちの教育理念は「即戦力として活躍できる人間性豊かな作業療法士・理学療法士の育成」です。

 

 

その為には外部で実施する臨床実習の時間も大切ですが、その臨床実習をより充実させるためには学内での演習授業がとても重要になります。

 

 

こうした機会を通して、少しでも多くの経験を積み、より充実した臨床実習に臨めるように準備を進めていってください。

 

 

解剖学ついて触れてみる

先日、入学予定の方の為の合格後学習会を開催しました。日リハでは、今年の6月からAO入試を実施してきましたが、今回の学習会では早めのAO入試にエントリーして合格した皆さんに集まっていただきました。

 

 

 

作業療法学科も理学療法学科も、昼間部も夜間部も、バラバラになっている骨模型を参考書や骨格標本を見ながら並べてみたり、筋肉について勉強してみたり、「解剖学」について少しだけ学んでもらいました。

 

 

 

 

 

 

中には、はじめて骨模型に触るという方も。

 

 

 

グループを作ってお互いに協力し合いながら進めていきますので、来年からクラスメイトとして一緒に勉強する仲間と早めに交流ができる機会にもなっています。

 

 

 

 

 

当日は、先生だけではなく、学生スタッフが参加者の皆さんのフォローをして、一緒に勉強をしていきました。

 

 

 

実は、こうした機会と言うのは参加者の皆さんに勉強していただくだけでなく、お手伝いをする学生にとってもメリットがあります。

 

 

 

それは「人に教える事で自分の理解も深まる事」です。

 

 

 

人に教えるためには、自分の中でしっかりと理解をしている必要があります。そうしなければ教えられる側にはちゃんと伝えることができません。

 

 

 

ですので、こうした「人に教える」という機会を通して、今まで自信がなかった事もしっかりと勉強して知識として身に付けることができる、とても良い経験になります。

 

 

 

 

 

 

 

今後も、4月の入学に向けて数回の合格後学習会を予定しています。今回参加できなかった方も、次回以降はぜひご参加いただけると嬉しいです。