解剖学ついて触れてみる

先日、入学予定の方の為の合格後学習会を開催しました。日リハでは、今年の6月からAO入試を実施してきましたが、今回の学習会では早めのAO入試にエントリーして合格した皆さんに集まっていただきました。

 

 

 

作業療法学科も理学療法学科も、昼間部も夜間部も、バラバラになっている骨模型を参考書や骨格標本を見ながら並べてみたり、筋肉について勉強してみたり、「解剖学」について少しだけ学んでもらいました。

 

 

 

 

 

 

中には、はじめて骨模型に触るという方も。

 

 

 

グループを作ってお互いに協力し合いながら進めていきますので、来年からクラスメイトとして一緒に勉強する仲間と早めに交流ができる機会にもなっています。

 

 

 

 

 

当日は、先生だけではなく、学生スタッフが参加者の皆さんのフォローをして、一緒に勉強をしていきました。

 

 

 

実は、こうした機会と言うのは参加者の皆さんに勉強していただくだけでなく、お手伝いをする学生にとってもメリットがあります。

 

 

 

それは「人に教える事で自分の理解も深まる事」です。

 

 

 

人に教えるためには、自分の中でしっかりと理解をしている必要があります。そうしなければ教えられる側にはちゃんと伝えることができません。

 

 

 

ですので、こうした「人に教える」という機会を通して、今まで自信がなかった事もしっかりと勉強して知識として身に付けることができる、とても良い経験になります。

 

 

 

 

 

 

 

今後も、4月の入学に向けて数回の合格後学習会を予定しています。今回参加できなかった方も、次回以降はぜひご参加いただけると嬉しいです。

 

 

おもちゃを手作りしました

作業療法学科夜間部3年生が、発達障害治療学の授業で、オリジナルのおもちゃを作りました。

 

 

そして先日、発表会が行われました。その時の様子を学生さんが動画にまとめてくれましたので、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

作ったおもちゃで遊ぶと、リハビリテーションとしてどんな効果が期待できるか?といった事も、今まで勉強してきたことを踏まえ作業療法士としての視点で、しっかりと考えて作っています。

 

 

 

発達分野の作業療法では、遊びや趣味等をリハビリテーションに取り入れることも多いです。そして患者さんが楽しみながらリハビリテーションに取り組むことで、リハビリテーションとしてより高い効果が見込めます。

 

 

 

幅広い分野でリハビリテーションに携わる作業療法士ならではの特徴ですね。

 

患者様をお招きして演習授業を行いました

日リハは教育理念に「即戦力として活躍できる人間性豊かな作業療法士・理学療法士の育成」を掲げています。

 

 

 

その即戦力教育の一環として、作業療法学科では実際の患者様にお越しいただき、学生の演習授業に協力していただく機会を設けています。

 

 

 

先日、作業療法学科昼間部で、実際に「患者様をお招きする演習授業」を感染症対策を行いながら実施しました。

 

 

 

 

 

 

当日まで、放課後の時間などを使って学生同士で練習を重ねてきましたが、今年はコロナウィルスの影響もあり十分な練習は出来ていなかったかもしれません。

 

 

 

 

 

 

演習本番となる当日も、患者様がお越しになる直前まで、何度も繰り返し練習し、入念に準備をしていました。

 

 

 

 

 

 

そしていざ、患者様にお越し頂いて演習が始まったら、今まで教科書や映像・実技授業などで学んできた事を元にして、一生懸命に取り組んでいました。

 

 

 

 

 

 

患者様からお話しを伺うだけではなく、実際にお体に触れさせていただいて、評価をさせていただいています。

 

 

 

 

 

 

こうした演習授業では、今まで学んできた知識や技術を、総合的にしっかり身に付けてもらう事はもちろんですが、学べることはそれだけではありません。

 

 

 

 

 

 

学内の演習授業で実際の患者様に接することができるので、いざ本番の臨床実習に出た時に、患者様を目の前にしても慌てずに落ち着いて対応するための経験にもなっています。

 

 

 

 

 

 

そして、こうした機会を通して、学生の皆さんには「患者様の身になって考える事の大切さ」も感じていただけたのではないでしょうか。