国家試験対策が本格スタート!

4年生のみんなが、長い長い実習期間を乗り越えて、学校に帰ってきました!

 

みんなお疲れ様でした!!

 

 

そして、ついに最後の難関、国家試験に挑む日が近づいてきました。

 

先日、4年生が全員集まって、国家試験に向けたオリエンテーションを行いました。

 

 

 

 

20年以上の歴史がある日リハには、国家試験合格に向けたプログラムがあります。

 

 

国家試験本番まで、特別講義・グループワーク・模擬試験、etc…緻密に設計されたスケジュールで、しっかりと対策をしていきます。

 

 

 

 

今年度の国家試験本番は2020年2月23日(日)です。

 

 

4年間大変な勉強や実習を乗り越えてきたみんななら必ず合格できます!

 

 

目指せ、全員合格!!!

 

レクリエーションスポーツ演習

作業療法士は、その”作業”という名前が付くこともあって、どうしても”手作業”などのイメージがあると思います。

 

 

しかし、作業療法士にとっても”作業”とは、手作業等だけでなく、普段私たちが生活する上ですべての動作の事が”作業”にあてはまります。

 

 

 

例えば、みなさんが普段当たり前に行っていることをあげてみますと、、、

 

〇 朝起きて、布団からでる

〇 顔を洗う

〇 ご飯を食べる

〇 トイレに行く

〇 身支度をする

〇 電車に乗ってでかける

〇 スマホを使う

〇 パソコンを使う

〇 友人と会話をする

〇 散歩をする

〇 ジョギングをする

 

etc.

 

 

他にもあげればきりがないですが、普段の生活の中で行っている動作がすべて”作業”になるんですね。

 

 

 

なので、作業療法士は患者様の生活に密着したリハビリテーションを行うことが特徴です。すべての動作には必ず”手”の動作が必要になりますので、作業療法士は”手のリハビリテーション”なんて言われることもあるくらいです。

 

(実際は手の動作だけのリハビリテーションを行うわけではありません)

 

つまり、作業療法士はあらゆる動作に対するリハビリテーションを行うという事ですので、作業療法士が行うリハビリテーションは、患者様に合わせて作業療法士が自ら考えてリハビリテーションを行います

 

 

 

患者様が好きだった事、病気や障がいを負ってしまう前に好きでやっていた趣味などをリハビリテーションに取り入れることが多くあります。

 

 

 

実際に、作業療法士は「折り紙」「書道」「料理」等をリハビリテーションに取り入れることは多いですし、家庭菜園が好きな方がいれば一緒に野菜を育ててみたり、スポーツが好きな方がいればキャッチボールやサッカーを一緒にやってみたりと、本当に様々です。

 

 

 

日リハの作業療法学科夜間部では、レクリエーションスポーツを自分たちで立案計画・実際に演習をしてみたり、障がい者スポーツ大会にボランティアとして参加したり、屋外でスポーツをしたりする演習授業があります。

 

 

 

作業療法士として必要な保健体育、スポーツ実技、障がい者スポーツに関しての知識をしっかりと学習します。

 

 

 

では、実際の授業を様子をご覧ください。

 

 

この時の演習授業では、学生さんたちがいくつかのグループに分かれて、グループごとにスポーツレクリエーション演習を考えてきました。

 

 

それぞれ、どのような意味があるのかもちゃんと説明しながら、実際にやってみます。

 

 

こちらは「フラフープくぐり」

 

 

 

 

こちらでは、大きなボールを手を使わずにみんなで協力してゴールまで運んでいます。

 

 

 

グループ対抗でタイムを争いながら、ゲームを楽しんでいます。

 

 

動画でもおわかりいただけるかもしれませんが、日リハの夜間部では、高校卒業後すぐに入学する方もいれば、20代、30代、40代の方、中には50代の方もいて、みなさん楽しそうにゲームに励んでいます。

 

 

 

 

(ちなみに、平均年齢は約26才です)

 

 

日リハ入学前の経験も様々で大学卒業した方、社会人としてお勤めされている方、お子さんがいる方などなど、本当にいろいろなキャリアを持った皆さんが、「国家試験を合格し、即戦力として活躍できるセラピストになる」という同じ目標に向かって、クラスみんなで協力し合いながら頑張って勉強しています。

 

 

よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

「意外!?スポーツとリハビリの関係」

膝のテーピング

2020年4月から理学療法学科に入学予定の皆様に合格後学習会を行いました。

 

 

 

 

本題に入る前に、まずは本日の内容と、入学後の勉強について少し説明がありました。

 

 

入学後に学習する「解剖学」「生理学」「運動学」の3科目は医学の基礎と言われ、理学療法士や作業療法士だけでなく、医療従事者全員の共通言語となる重要な科目だと先生からお話がありました。

 

 

 

さて、今回の合格後学習会のテーマは「膝のテーピング」です。

まずは、膝の構造について講義を受けた後、具体的なテーピング方法について学びました。

 

 

 

 

 

 

学習会で行った膝のテーピングでは、3つの疾患別にテーピングを行いました。それぞれテーピング方法が異なるため、グループ毎に在校生がテーピングの方法を詳しく解説。

 

 

 

 

 

 

参加者が2人一組となり、お互いに膝のテーピングを行いました。もちろん、在校生が一組ずつしっかりサポートしてくれました。

 

 

 

 

 

 

参加した皆様はほとんどが初めて会う人たちばかり。最初は緊張している様子でしたが、徐々に緊張もほぐれ、授業後は賑やかに雑談されていました。

 

 

 

医学の勉強なので難しいところもありますが、日リハは少人数制だからわからない事も聞きやすい環境です。

 

 

 

こんな機会に、来年の4月からクラスメイトとなる人たちと交流を図っておくと、入学後の学校生活にも馴染みやすいことでしょう。

 

 

 

今回は参加できなかった方も、次回はぜひ参加してくださいね。