仕事の後に、勉強しています

理学療法士・作業療法士は国家資格で、一度取得できれば途中更新などはありませんので、長きにわたってリハビリテーションに携わっていくことができます。

 

しかし、だからと言って資格を取得したらそれで終わりではありません。

 

 

 

医療は日々進歩していきますし、学校での勉強だけでは現場で対応しきれないケースも出てきます。

 

 

ですので、理学療法士も作業療法士も、学校を卒業した後、現場でセラピストとして働くようになってからも、常に最新の情報にアンテナを張り、患者様により良いリハビリテーションが提供できるように、日々自己研鑽を続けていくことが必要です。

 

 

 

日リハでは、卒業生の方向けに勉強会(卒後教育講座)を開催し、卒後のフォローアップをしています。

 

 

 

今年度もたくさん卒後教育講座を開催いたしますが、先日は理学療法士であり義肢装具士の先生による、片麻痺の下肢装具講座を行いました。

 

 

 

 

 

 

また別の日には、ニューロリハビリテーションの講座を行いました。若手の卒業生だけでなく、経験のある方にとっても有意義な勉強会になったことと思います。

 

 

 

 

※ニューロリハビリテーションとは、脳のメカニズムなどに着目して神経機能の回復を図るリハビリのアプローチです。

 

 

 

 

卒業生の皆さんは、仕事の後や休日を利用して、日リハの卒後教育講座をはじめいろいろな勉強会に参加して、自己研鑽を続けているのです。

 

 

 

こうした努力が、卒業生自身の為だけでなく、リハビリを行う患者様にも還元されることになるのです。だからこそ、日リハの卒業生は厚い信頼をいただくことができるのですね。

 

 

 

今年度の卒後教育講座スケジュールはこちらからご覧いただけます

208施設にお越しいただきました

8/8、8/9の2日間にわたって、就職説明会を開催しました。

 

この就職説明会では、施設や病院の担当の方にお越しいただき、日リハ4年生のために、施設の特長などについてご紹介いただきます。

 

 

就職説明会の様子

 

 

毎年、多数の施設からお申込み・ご参加いただいていますが、今年は2日間合計で208もの施設にお越しいただきました。

お越しいただいた皆様、大変暑い中ありがとうございました。

 

 

 

 

お越しいただく方々の中には、多くの卒業生がいることもあり、先生方と久しぶりの再会を楽しんでいる様子も見受けられました。

 

 

日リハは20年以上にわたり、即戦力として活躍できる理学療法士・作業療法士を輩出してきましたが、卒業生のみなさんが活躍してくれているからこそ、これだけ多くの施設の皆様が、「日リハの学生に就職してほしい」と、わざわざお越しいただいているのですね。

 

 

これだけ多くの施設からお話しを聞けるのは大変貴重な機会です。学生の皆さんは、ぜひ今日聞いたお話しを今後の就活に役立ててください。

 

 

尚、なるべく多くの施設・病院の方々にお越しいただけるようにと、今回は教室をすべて使用し開催いたしましたが、それでもいくつかの施設・病院様のお申込みをお断りせざるを得ない状況でもありました。大変申し訳ありませんでした。

 

卒業生のおかげです

 

日リハの即戦力教育プログラムのひとつに、TAS(Teaching Asystant System)があります。

これは、現場で働く卒業生に学校に来てもらい、授業に協力してもらう実技演習授業です。

 

TASは、はじめての長期実習を控えた3年生に対して行う授業で、これまで学んできた知識や技術がしっかりと身についているか確認しながら、実習に向けて準備を進めていきます。

 

 

 

 

先日、理学療法学科昼間部でそのTASを実施いたしましたので、少しだけ動画で紹介します。

 

 

 

 

 

卒業生には、患者さんの役になりきっていただきます。現場で理学療法士として働いている卒業生ですので、患者さん役も本格的です。

先日は、学生と卒業生がマンツーマンで演習していましたので、学生一人ひとりに対してしっかりと技術の確認をして、しっかりとフィードバックをしてもらいます。

 

 

 

 

卒業生に褒められたところもあれば、厳しく指摘されたこともあったことでしょう。ここで学んだことはそのまま実習本番で活きてきます。

 

 

 

 

まだ実習本番まではもう少し時間があります。今回卒業生に指摘してもらった「良かったところ」「うまくできなかったところ」をしっかり振り返って、復習をしておきましょうね。