日リハ料理教室はじめました??

美味しそうな料理が並んでいますが、これは全部学生たちが作った料理です。日リハが料理教室をはじめたの??

 

 

 

 

いえいえ、これは作業療法学科夜間部3年生の授業です。

 

片手が使えない「片麻痺」の患者さんを想定しての障がい体験で、調理実習を行いました。

 

 

 

 

主婦の方や料理が得意(好き)だった方が片麻痺となってしまい、片手が使えなくなってしまったとしたら・・・そんな中で、どうやったら料理ができるようになるでしょうか。その方にとってより充実した生活(QOL)を送れるようになるでしょうか。

 

 

 

 

片手が使えない状態を想定して、

 

 

「どうやったら包丁が使えるか?」

 

 

「どんな自助具があるよ良いか?」

 

 

等を考えながら、料理しています。

 

 

 

 

いつもなら何でもないピーラーも包丁も、一筋縄ではいかず、みんな一様に苦戦しています!

 

 

あ、くれぐれもケガには気を付けて!

 

 

そして、作った料理は自分たちでいただきます。と言っても普通に食べるわけではなく、利き手ではない手を使って食べるので、ここでも不自由さをしっかり感じてもらいます。

 

 

 

 

このような障がい体験を通して、相手の立場に立って物事を考えることができるセラピストになってくださいね。

 

日リハ式寺子屋って何だ?

日リハでは特に1年生を対象に、解剖学・生理学・運動学といった、医療の勉強を進めていくにあたって基礎となるとっても大切な科目を中心に、少人数で補習授業を定期的に行っています。これを、日リハ式寺子屋なんて言ったりします。

 

 

 

 

この補習授業では、たとえば名称を覚えることが苦手な場合には「なんでこの名前が付いていると思う?」と由来を考えてみたり、「じゃあ、こっちの名前はなんだっけ?」と、他のわかっている名称から推測して考えたりすると、意外とスッと頭に入ってきたりします。

 

 

また、学生一人ひとりに1問1答でわかるまで質問を繰り返したり、時には普段の授業とは趣向を変えてゲーム的要素を取り入れてみたりと、先生たちも工夫しながら補習授業を行っています。

 

 

 

 

日リハの場合、試験前に「試験に合格するため」の補習授業を行います。

 

 

定期試験に不合格になってから補習授業を行うのではなく、定期試験に合格するために試験前に苦手を克服するための補習授業というところがポイントです。

 

 

 

 

試験に合格できれば、学生さんの自信にもつながりますし、これから先の勉強のためのモチベーションアップにもなりますね!

 

 

国家試験合格までの道のりは正直簡単ではありません。だからこそ、日リハは少人数ならではのメリットを生かして、学生さん一人ひとりにしっかり目を向けて4年間バックアップをしていくのです。