腰痛改善!市民講座開催しました。

先日、日リハかんだ川会主催市民講座「STOP!腰痛」を開催しました。医療関係のお仕事(理学療法士、作業療法士、介護福祉士、医療現場で働く職員の方、などなど)に従事されている方が多く、日リハ卒業生もたくさん参加してくれていました。

 

 

また一般の方、近隣にお住いの方やこれから医療関係のお仕事に就こうと思っている方なども参加してくれていました。

 

 

 

 

まず始めに、腰痛のメカニズムについてより深く理解していただくために講義を行います。

 

 

 

 

続けて、実際にデモンストレーションを交えながら、治療のための実技を学んでいただきます。

 

 

 

 

今回の内容は、医療関係のお仕事をされている方と一般の方、予備知識があると無いとでは説明の仕方も全く変わってしまいますので、理学療法士・作業療法士をはじめとした医療関係の方と一般の方とで分かれて、それぞれに即した内容で実践していきます。

 

 

 

 

一般の方には、難しい用語などは使わず、よりわかりやすく、且つ馴染みやすいように、そして医療関係のお仕事をされているみなさんには、より実践的に且つ現場で使えるテクニックも含めてレクチャーしていきます。

 

 

今回のテーマは「STOP!腰痛」ですので、腰痛を改善するための体幹の使い方、また腰痛にならないための体幹の使い方を中心に、お伝えいたしました。

 

 


 

 

ご参加いただいたみなさんからの声を少し紹介します。

 

 

「実技をしっかりやっていただけて勉強になりました。特によくある勉強会では高齢者さんには反映しづらい実技が多いのですが、今回は実際にプログラムとして取り入れられそうなものが多く良かったです。」

 

「わかりやすく、かつ効果も実感できてとても楽しかったです。」

 

「実技が多くて良かったです。PTさんと組んで勉強できて学びが多かったです。」

 

「市民講座とは思えないくらいの質で、とても勉強になりました。次も絶対に参加させていただきたいです。」

 

「無料で受けさせて頂け、内容も充実しておりありがたいです。」

 

 


 

 

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。また、今回は予約多数の為、お受けできなかった方もいらっしゃったかもしれません。申し訳ありません。

 

 

今後も日リハかんだ川会主催市民講座を定期的に開催いたします。次回以降もぜひご期待ください!!

理学療法学科昼間部の運動学実習〜繰り返し練習することの大切さ

実技授業の続編として昼間部と夜間部の授業の様子を、お伝えしていきますので、授業やクラスの雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。

 

 

運動学実習〜理学療法学科昼間部編

まずは昼間部から。理学療法学科昼間部ではこの日、立ち上がりの動作分析を行なっていました。

 

 

 

 

この「動作分析」とは、理学療法士・作業療法士にとって、大切なスキルの一つです。理学療法士も作業療法士も、正しく分析ができなければ正しい評価ができませんので、的確なリハビリテーションをすることができないですね。

 

 

この動作分析に限ったことではありませんが、理学療法士・作業療法士はたくさんの患者様をふれあうことで、たくさんの症例に出会いながら、数多くの経験を積み、セラピストとしてのスキルが向上していきます。

 

 

日リハでは在学中もなるべく多くの経験をしてもらうために、外部での実習にたくさん取り組んでいただきますが、その前に学内の授業ではなるべく多く練習する機会を設けています。

 

 

例えば、今回の動作分析の場合であれば、普段の授業でクラスメイトと交代しながらそれぞれの動作をよく見て、コツを掴む練習を何度も何度も繰り返します。

 

 

 

 

人それぞれに「クセ」ってありますよね。それと同じように個性や特徴が必ず動きの中に現れてきますので、「ここから始めに動き出す」とか「重心がこんな風に動いている」とかを見極めるために、「見る練習」です。

 

 

 

 

そして、その分析したこと(自分の頭の中にあること)を人に伝えることができるようになるために、動きを絵で描いてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

クラスメイト同士が交代で、何度も何度も繰り返し立ち上がりの分析をする練習をしていきます。こうして4年間(実際には長期実習に行くまでの約2年半)かけて一つ一つの技術をマスターしながら、少しずつステップアップしていきましょう!

 

わからない事をそのままにしない、作業療法学科の実技授業の様子

皆さんは、学校選びをするときに何を基準にしていますか?

 

 

就職率・国家試験合格率・通学のしやすさ・カリキュラム内容・実習時間・etc…人それぞれ何を重視するかは違うと思いますが、日リハの学生たちにこの学校の良さを聞いてみると、「先生との距離の近さ」をあげる学生がとても多いです。

 

 

そこで今回は、普段の授業の様子をお伝えしながら、その「先生との距離の近さ」を少しでもお伝えできればと思っています。

 

 

ということで、作業療法学科昼間部1年生の授業「機能解剖学」にお邪魔してきました。

 

 

この日は実技授業ということでみんなは動きやすい服装で授業にのぞんでいます。もちろん、実技試験や外部の実習(または一部の授業)ではケーシー(白衣)を着るのですが、普段の授業ではこんな風に、短パン・Tシャツなどが多いです。

 

 

 

 

この日は実技演習で、体幹や四肢の周径、特に下肢(下肢長、大腿長、足長など)の計測をしていました。

 

 

 

 

まずは、骨指標となる箇所にシールを貼り、そこからの長さを計測していきます。正しく計測するためには、骨指標の位置を正しく把握しなければなりませんが、1年生にとってはこの骨指標を探すのも一苦労。なかなか正しく計測できません。

 

 

そんな時は、先生を呼んで教えてもらいましょう!

 

 

「先生、ここがわからないので教えてください!!」

 

 

 

 

日リハの実技授業では、必要に応じて2名以上の先生が授業に入って学生のみんなをフォローしていきます。少人数クラスの日リハですが、それでも特に実技授業では1人の先生だけでは限られた時間で全員を見ることはどうしても難しい場合があります。

 

 

そこで2名以上の先生が授業に入ることで、

 

 

35対1

 

 

 

 

17.5対1

 

 

になり、

 

 

さらに3名の先生がいれば

 

 

11.7対1

 

 

となります。

 

 

※日リハの作業療法学科(1クラス35名)の場合。理学療法学科は1クラス40名です。

 

 

つまり、1人ずつを見ていく時間が増えていくことで、わからなかったことをそのままにしてしまうのではなく、すぐにその場できちんとわかるように説明してくれるのです。

 

 

 

 

先生がいつもこんなに近くにいてくれたら、コミュニケーションが取りやすく、自然と先生との距離が近くなっていきますね。

 

 

日リハでは、このように少人数ならではのメリットを生かして、手厚いフォローで学生一人ひとりと向き合って指導していくので、全員がきちんと技術を身につけることができるのです。

 

 

 

 

今回は、実技授業を通して、日リハの魅力の一つでもある先生との距離の近さや先生の手厚いフォローについてご紹介しました。

 

 

即戦力の理学療法士・作業療法士を目指している皆さん、日リハなら一人ひとりに合わせてしっかり個別フォローしていきますので、安心して勉強することができますよ!!