実技試験に向けて、放課後の時間を使って実技練習~日リハの日常

日リハの授業は大きく前期・後期に分かれています。これは理学療法学科でも作業療法学科でも、昼間部でも夜間部でも基本的には同じです。

 

 

そして、前期と後期にそれぞれテスト期間が設けられていて、特にそのテスト前(期間中も)は学生のみなさんは自習室や図書室、空いている教室を利用して、グループ学習や自己学習に積極的に取り組んでいます。

 

 

※前期・後期の間だけではなく授業に合わせて小テストや実技試験なども随時実施されます。

 

 

今回は、実技試験直前の理学療法学科昼間部3年生の実技練習の時間にお邪魔して様子をみてきました。

 

 

 

 

 

 

実は、この実技試験のあとすぐに、今度は OSCEが待っているということで、みんなかなり熱の入った実技練習をしていました。

 

 

 

 

手軽にスマートフォンで動画を撮れるので、後で自分達の動きの復習ができますね。

 

 

 

 

わからないことがあれば、図書室で調べてみましょう。

 

 

 

 

先生の手助けが必要な時は、遠慮なくお願いしてみましょう!自習時間とはいえ、先生は駆けつけてきてしっかり教えてくれますよ!この先生との距離の近さが日リハの魅力の一つでもあると思います!

 

 

 

 

そして日リハでは、授業で使っていない教室を学生に開放していて、申請すれば自由に使ってもらえるようにしているのです。もちろん必要であれば、備品なども使うこともできますよ。

 

 

 

 

特に実技に関しては、何度もなんども繰り返し練習して体に染み込ませてください。そして、何度か繰り返している時に、ふと「これだ!」と何かコツのようなものを掴める瞬間があると思います。それをぜひ掴んでもらいたいと思っています。

 

 

そして、理学療法士・作業療法士になってからも、ここで覚えたことが自然とできるようになってくれれば嬉しいです。

まずは、ここから~1年次の早期に病院を見学する「EEP」

日リハの特徴の一つに、1年次の早期から病院を見学する「EEP」があります。まずは実際に理学療法士・作業療法士が働いている現場を見て、将来の自分をイメージし、これから4年間の学習へのモチベーションを高めてもらうための取り組みの一つです。

 

 

先日、今年度入学した1年生が、千葉県船橋市立リハビリテーション病院と埼玉県所沢市にある国立リハビリテーションセンターに見学実習に行って来ました。

 

 

どちらも、現在の最先端を行くリハビリテーション病院ですので、最新の設備があることはもちろんの事、他ではなかなかできないような取り組みも積極的に取り入れています。

 

 

船橋市立リハビリテーション病院の見学は、理事長である石川先生にもご講演いただきました。石川先生は日リハの卒業式でも祝辞を述べていただくなど、日リハ開校当初から今に至るまで、ずっと日リハの教育を支えていただいています。

 

 

 

 

 

 

日リハの校長先生は代々、国立リハビリテーションセンターの院長やセンター長が務めています。そのような関係もあって、このような早期の見学実習を受け入れていただくことができるのです。

 

 

 

 

 

 

学生たちは、病院の先生方からの説明や実際に理学療法士・作業療法士が働くシーンを通して、患者様に対してどのように接しているかを目の当たりにすることで、医療人としての必要なマナーや接遇を始め、とても多くのことを学んだことと思います。

 

 

 

 

 

 

この経験を大切にして、これからの勉強に役立ててください!

Seeing is believing

作業療法学科昼間部3年生の「日常生活活動学」の授業で、障がいのある方にお越しいただき、モデルとして授業に協力していただきました。

 

 

 

 

 

 

「百聞は一見にしかず」と言いますが、一度でも実際に障がいのある方と関わらせていただくことで、教科書で覚えた知識の理解がグッと深まります。

 

 

 

 

 

 

自分の体を動かして、実際の患者さんに触れることで、教科書で勉強しているだけではわからなかったことに、たくさん気づいたことでしょう。

 

 

 

 

思い通りにで気なかった事も多いと思いますので、きちんと復習をして今後の勉強に役立てていきましょう。

 

 

 

 

実技演習の後は、デモンストレーションを交えながら、学生からの質問に答えていただきました。ご自身が受傷してしまった時の事、その後のリハビリテーションの流れ、現在の生活の事など、いろいろな質問に対してとても気さくに答えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして普段の授業の中でも、実技を交えてたくさんの経験をすることができる事も、4年間かけてしっかり学習できる日リハならではの特長です。

 

 

ところで、今回授業に協力してくれたこの男性の事、気付いた方はいるでしょうか?

 

 

 

 

実はウィルチェアラグビー日本代表の若山さんなんです!

 

 

若山さんは、以前より日リハの授業に協力してくれていますが、今回は、昨年のリオデジャネイロパラリンピックで獲得した本物の銅メダルも持ってきてくれました!

 

 

若山さん、ご協力ありがとうございました!

 

 

若山さんについて詳しく知りたい方はこちらへ