3月の晴れた日、日リハの卒業式が行われました。

 

 

一昨年は中止、昨年は校舎での卒業式でしたが、今年は感染症対策を実施しながらヒルトン東京での開催となりました。

 

 

 

 

校長先生から、一人ひとりに卒業証書を手渡されます。
※卒業証書授与のときのみ、マスクを外しています

 

 

 

 

在校生代表から、尊敬する先輩方への想いのこもった送辞が送られました。

 

 

 

 

つづく卒業生の答辞では、思わず涙ぐんでしまう姿も。

 

 

必死に勉強した日々、コロナ禍での実習、大変な中で支え合った仲間たちへの想いがつまった、とても素敵な答辞でした。

 

 

 

 

旅立っていく卒業生の皆さんの姿は、とても素敵でした。

 

 

そして式典後、ホテルのロビーで卒業生からクラスごとにお世話なった先生方へ、花束のプレゼントがありました。先生からも、卒業生へ最後の言葉を送ります。

 

 

 

 

 

 

最後は仲間たちや先生と記念撮影です。
※写真撮影のときのみマスクを外しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日リハを卒業しても、「日リハの学生」であったことはずっと変わりません。
またいつでも学校へ遊びに来てくださいね。

 

今度は作業療法士・理学療法士として、みなさまと再会できることを楽しみにしています。

 

ご卒業おめでとうございました！

 

 

先日、2022年4月に作業療法学科へ入学予定の皆様にご参加いただき、合格後学習会を開催しました。

 

 

まずは自己紹介からスタート。感染症対策のためなるべく声は出さず、紙に記入したりジェスチャーで伝えたり、工夫して行われました。

 

 

 

 

3回目の学習会となる今回、すでに顔見知りになった方もいるようで、和気あいあいとした雰囲気で進められていました。今回初めて参加する方も出身地や趣味を話してもらい、交流を深めます。

 

 

 

 

続いて、学習会の本題へ。

 

 

今回のテーマは

 

 

「体表解剖しながらリラクゼーション – 触って確認 – 」

 

 

 

 

「体表解剖」とは、実際に人の身体を表面から観察したり触ったりすることで、身体の表面や内部の形と構造、器官の機能を学ぶことを言います。

 

 

 

 

今回は、身体の形や機能の知識を通して、身体の緊張をほぐすリラクゼーションを行いました。

 

 

 

 

手塚先生の説明を聞きながら、実際に自分の身体をマッサージしたり、脈を測ってみたり、身体の機能を体感します。

 

 

 

 

お手伝いの学生も一緒に身体を触って確認していました。

 

 

 

 

知識として覚えなくてはいけない身体の仕組みも、自分自身で体感することで暗記以上に経験として残ります。初めての医学の勉強も少しずつ身近に感じることで、定着させていきます。

 

 

最後は昼間部、夜間部に分かれて、お手伝いで参加してくれた学生と座談会を開催。

 

 

 

 

入学予定の方から学生へ

 

「テストは難しいですか」

 

「勉強はどのくらい大変ですか」

 

「準備しておくことはありますか」

 

など、率直な質問がたくさん出ていました。

 

 

 

 

次回、みなさんとお会いする時はもう日リハの学生ですね！４月にお会いできること、心待ちにしています！

2021年12月、今度の4月に作業療法学科へ入学予定の方にお集まりいただき、入学前勉強会を行いました。

 

 

まずはじめに、参加されるみなさんは始めて会う方々ですので、緊張をほぐすためにも前後左右の人たちと「積み木自己紹介」を行います。

 

 

 

 

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【積み木自己紹介とは】

 

1：複数人でグループを作成

 

2：じゃんけんで順番を決め、1番の人は普通に自己紹介

例「〇〇です」

 

3：2番目の人は、最初の人の名前を言ってから自己紹介

例「〇〇さんの隣の、××です」

 

4：3番目の人は、1番目と2番目の人の名前を言ってから自己紹介

例「〇〇さんの隣の、××さんの隣の、△△です」

 

という感じで、順番が後半になると、覚える事がどんどん増えていく自己紹介の方法です。

 

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今回は「好きな食べ物」も自己紹介の中に追加したため、「ラーメンが好きな〇〇さんの隣の、ポップコーンが好きな××さんの隣の…」と後半になるにつれ覚える量も膨大に。

 

 

必死に思い出そうとしたり、本人に確認したり、皆さん盛り上がって自己紹介をしていました。

 

 

 

 

打ち解けたところで、本日のテーマ「共通の言葉で運動を表現しよう」を学んでいきます。

 

 

 

 

人間の関節は肩関節、膝関節など多数あり、部位によって動かせる方向があります。

 

 

動かせる方向のことを「運動方向」といい、それぞれ動きには名前がついています。

 

 

例えば

・外側に転がる＝外転

・折れ曲がる＝屈曲

・内側にまわる＝内旋

など…

 

 

この関節の名前と運動方向を組み合わせることで、各関節がどんな運動をしたか、どんな位置にあるかを示し、色々な姿勢を伝えることが出来ます。

 

 

医療業界で「共通の言葉」となる関節や運動方向の名前を学び、実際にこの言葉を使って動かしてみることが、今回のテーマです。

 

 

という事で、まずは日リハの学生にお手本を見せてもらいました。

 

 

先生から「両肩関節外転90°、前腕回内位、頸部右回旋位、右股関節外転外旋、左股関節右膝90°、屈曲位となるまで外転」と指示が出ました。

 

さて、どんな姿勢になるでしょうか

 

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こんな姿勢になります！

 

 

次に、参加者の皆さんも実践！

 

 

グループを作り、運動を指示する人と指示を受けて姿勢をとる人に分かれます。
指示する人は、姿勢をとる人には見られないよう、お題で出た画像の姿勢を確認しながら指示を出します。

 

 

 

慣れない言葉に苦戦しながらも、グループ内で相談して指示を出していました。
日リハの学生も、ヒントを出したり、お題の姿勢に近づけるようアドバイスします。

 

 

 

お題が少しコミカルな姿勢のものも…？

 

 

楽しそうな笑い声が聞こえてきました。

 

理学療法学科の入学前勉強会でも「運動方向を知る」をテーマに、先生からの指示で実際にポーズを取って運動方向を学んでいましたが、これは「運動学」を学ぶ上で基本の知識となります。

 

医療の現場において共通の言葉である専門用語は簡単ではありませんが、実際に身体を動かしたり、みんなで学習を進めることで定着させていきます。

 

今回参加できなかった方も、入学してから「運動学」の授業でしっかり学びますので安心してくださいね！