日リハ/大学生/スーパー店員の三刀流!ダブルスクールでがんばる夜間部の学生

こんにちは、作業療法学科統括学科長の深瀬です。

 

 

今年はMLBでの大谷翔平選手の二刀流が大きな話題になりましたね。素晴らしい活躍で私たちを楽しませてくれました。

 

そういえば、夜間部の学生さんは皆、日中は仕事をして夜に学ぶ「二刀流」です。

 

 

忙しい中で大変でしょうが、皆さん仕事も学業も頑張っています。

 

 

今年度の作業療法学科夜間部の一年生には、「二刀流」を超える「三刀流」の学生さんもおります。

 

 

今回は、そんな「三刀流生活」を送っている作業療法学科夜間部の学生酒井さやかさん」を紹介します。

 

 

(ご本人の希望により写真は控えさせていただきます)

 

 

酒井さんは現在、日本大学文理学部中国語中国文化学科の四年生で、いわゆる「ダブルスクール」で夜間部に在籍していながら、更にスーパーでお仕事もされています。

 

 

つまり、日リハ・大学生・スーパーの店員という「三刀流」の生活を送られています。

 

 

大変お忙しい中で恐縮でしたが、「ダブルスクール」について聞いてみました

 

 

なぜダブルスクールでの入学を決めたのかというと、

 

 

「なるべく早く資格をとりたかった」

 

 

とのことでした。

 

 

また、

 

 

「大学では授業がオンデマンドのままなので対面の授業がなく、そもそも四年生なのでほとんど単位は取得していたので講義も少なかった」

 

 

ということも決断を後押ししたとのこと。さらにご家族に背中を押されたことも入学の決め手になったとのことです。

 

 

大学では三年次から就職活動が始まります。

 

 

酒井さんも企業のインターンを経験し、就職説明会に出たりしていましたが、新型コロナの影響もあって、改めて将来について考えると

 

 

「長い目で見たときに、資格をとってから就職し、自分のしたい仕事が出来ることに魅力を感じた」

 

 

と話してくれました。

 

 

日リハでの学校生活はどうでしょうか?と尋ねると、

 

 

「作業療法のお仕事は自分に合っていると思いました」

 

 

「勉強は難しいけどクラスの皆で助け合ってがんばっています」

 

 

と頼もしい言葉を頂きました。

 

 

 

 

これからもクラスで助け合い、忙しい中でも着実に目標に向かって行って下さい。

 

 

私たち教員も精いっぱいサポートします。

 

 

 

 

酒井さんの話が、現在大学生で、作業療法士に興味がある皆さんの参考になれば幸いです。

合格率100%達成に向けた取り組み

こんにちは。作業療法学科 昼間部教員の阿部です。

 

 

 

卒業年である4年生も長期の臨床実習が終わり、国家試験合格に向けた国試勉強が始まっています。作業療法学科は8月に実習が終了するため、夏休みでリフレッシュした後、9月から約半年間、国家試験勉強が続きます。

 

 

 

 

 

 

過去10年間合格率の推移ですが、70%台から90%台とその年によって変動していることが分かります。問題の傾向や難易度の変化に対応するしっかりとした知識力が求められます。

 

 

 

 

 

日リハ作業療法学科は開校以来高い合格率を維持しています。

 

 

昨年度は作業療法学科昼間部が見事、合格率100%を達成することが出来ました。

 

 

教員としてこれほど嬉しいことはありません。

 

 

私自身が国家試験を受験したときは(20年くらい前ですが)合格率はかなり高く90%台が当たり前の時代でした。

 

 

当時と比べ、難易度も高くなり、合格のハードルも高くなりました。このような状況の変化にも関わらず結果を出し続けている学生たちは本当に凄いことだと思います。

 

 

 

国家試験勉強は気力、根気が必要になります。日リハでは4、5人でグループを作り、お互い協力し、励ましあいながら進めています。

 

 

 

 

 

 

重要な単元や難しい単元においては国試専門の外部講師を招聘し、集中的な講義を行ったり、また、点数がなかなか伸びない学生に対しては個別対応でフォローするなどの対策を実施しています。

 

 

 

 

 

 

今年の試験日は2月20日(日)です。

 

 

まだまだこれからですが、頑張りきってもらい、全員合格を勝ち取ってもらいたいですね。

 

 

がんばれ!4年生!

 

 

あなたがあなたであることを受け止める社会~世界作業療法の日

作業療法学科の田中です。

 

 

10月27日は「世界作業療法の日」であることをご存知ですか。

 

 

今年の「世界作業療法の日」は “ Belong . Be you. ”(あなたがあなたであることを受け止める社会)がテーマです。その人らしくあることができる居場所を守り育むことが作業療法による支援であり、この支援を通して多様性を受け入れるしなやかなコミュニティ(社会)を実現する、といった思いが込められているそうです(日本作業療法士協会誌2021年10月号より)。

 

 

世界中の様々な国で作業療法士は活躍しており、世界作業療法士連盟大会という国際大会が開催されます。そこでは様々な世界中の作業療法の取り組みの報告やディスカッションがなされます。次回は来年の8月にフランスのパリで開催される予定です。こんなインターナショナルな作業療法士の仕事に興味のある方はぜひ学校説明会にいらしていただけると幸いです。

 

 

 

 

参照:WFOT