臨床実習の時間数が多いことの意味

こんにちは。作業療法学科教員の山田です。

 

 

先日、作業療法学科4年生が最後の臨床実習を終えました。

 

 

やはり、「大変だった」「楽しかった」「もっと勉強したくなった」など皆さんそれぞれの経験を持ち帰ってきたようでした。

 

 

この経験で感じた苦労も喜びも思い出も、全てが臨床に出た後に役立ちます。

 

 

現場の実習をもって、作業療法の良さを学生さんにもじっくりと味わってほしいと思います。

 

 

当校は臨床実習の時間数が多いことが魅力のひとつです。具体的には、4年間で主に次のような実習を行います。

 

 

・入学後早期に実際の作業療法を見るための見学実習。

・地域での作業療法の展開を知るための地域作業療法実習。

・対象者に必要な作業療法を導くための実践的な評価能力を養う評価実習。

・評価から治療および再評価まで一連の作業療法を体験する総合実習。

 

 

学生さんの実習期間になると自分自身も学生時代の実習を思い出します。

 

 

 

 

作業療法目標の設定がわからずに頭を悩ませたり、レポートの書き方がわからず余計な時間がかかってしまったりといった苦労から、自分が関わることで対象者が笑ってくれたり、自分が考えた作業療法に対象者が感謝してくれたりといったことも思い出します。

 

 

また、時間を捻出するために作った数日分のカレーを腐らせてしまったこと、実習地への道のりで毎日踏みしめた雪の感触など、作業療法とは関係のないものも思い出します。

 

 

作業療法の現場を肌で感じることができ、就職先の希望も変化しました。

 

 

臨床では、実習で学んだことが何度も思い出され、活かされました。

 

 

新型コロナウイルス感染症の影響により実習にも制限がある現状ですが、当校ではできるだけ現場での実習を体験していただけるように実習施設と調整をさせていただいております。

 

 

作業療法の現場を肌で感じ、1人の対象者と時間を共にする経験ができるのは学生ならではです。

 

リハビリを楽しい時間に。こころに寄り添うリハビリテーション

作業療法学科教員の田中克一です。

 

 

先日、作業療法士を目指している学生さんが主人公の「生きるを伝える」というテレビ番組を観ました。高校生の頃に癌を患った経験からリハビリのイメージが変わったとのことでした。

 

 

 

「体が動くようになる(こと)だけじゃなくて、心の癒しもしてくれるのがリハビリなんだなって」

 

 

「少しでも病気の辛さを忘れられるように私が支援していけたらいいな」

 

 

「ガンになってから突然色々なことができなくなったり制限がかかったりしてやりたいことができないって経験をたくさんした。やりたいと思った時に心の声を無視せずに、自分に素直になってこれからは生きていこう」

 

 

という言葉が印象的でした。

 

 

 

精神面にも寄り添ったリハビリテーションに興味のある方は以下の動画を見ていただけると幸いです。

 

 


 

 

BSテレ東「生きるを伝える」バックナンバー動画

 

「リハビリを楽しい時間に」

 

https://www.tv-tokyo.co.jp/ikiru/movie638.html

【パラスポーツ】にも関わりの深い「国リハ」に見学へ行ってまいりました!!

当ブログの読者の皆様,こんにちわ!

 

 

作業療法学科教員の山下です.

 

 

暑い日が続いておりますが,体調などはいかがでしょうか?そして,連日続く強い日差しのも負けない熱気で東京オリンピック・パラリンピック2021が開幕しましたね~.

 

 

そんな中,日本リハビリテーション専門学校では日本のパラスポーツとも関わりが深い国立障害者リハビリテーションセンターへ見学に行ってまいりました♪

 

 


 

今回のブログの目玉

1.学生たちとの集合写真( *´艸`)

2.当校の実習カリキュラムについて
(参考:日リハといえば臨床実習

 


 

 

1.学生たちとの集合写真

 

と,うことで,はい!ドーン!!学生たちとの集合写真です!!

 

 

 

 

ドーン!!(2回目)

 

 

 

 

さらにドーン!!!(3回目)

 

 

 

 

普段の学校の様子が気になる方はインスタをご覧ください!

 

 

 

当校では,毎年新1年生を対象に国立障害者リハビリテーションセンターの見学を怒っています.昨年はコロナ禍の影響で中止となりましたが,今年は施設側のご配慮もあり,充分な感染予防対策のうえ,可能な範囲で見学をさせていただきました.

 

 

国立障害者リハビリテーションセンターの皆様,本当にありがとうございました!!

 

 

(ちなみに,昨年の1年生も1年越しではありますが無事見学することができました♪)

 

 

 

感染予防の観点から,実際のリハビリ場面などは見学できませんでしたが,リハビリ施設内や施設の機能・役割について,担当職員さんから丁寧に説明を受けました.

 

 

1年生にとっては,大変貴重な体験であっただけでなく,今後の学習意欲へもつながる機会になったかと思います!

 

 

 

2.当校の実習カリキュラムについて

 

 

 

当校のカリキュラムでは,実習というものを重視しています.
作業療法・理学療法ともに昼夜間の問わず,厚生労働省から指定されている基準を超えています

 

 

↑画像をクリックすると,臨床実習の紹介ページに飛びます↑

 

 

また,各学年に応じて実習形態も様々です(学科により多少の違いはあります)

 

 

1:見学実習

1年生のうちから,1日の見学実習を行います.いろいろな領域の施設を見学し,座学で学んでいることのイメージをつかんでいきます

 

 

 

2:地域実習

地域でのリハビリがどのように展開されているかを1週間体験します.

 

 

 

3:臨床実習Ⅰ

学生が学んだことを発揮する本格的な実習です.期間は3週間で,学生にとっては初めての長期間の実習となります

 

 

 

4:臨床実習Ⅱ

最後の実習になります.1施設2カ月間という長期間の実習を通して,即戦力としての力を身に着けていきます.

 

 

 

このように,それぞれの学年で目的に応じた実習形態を豊富に用意しております!

 

 

各実習について,詳しく知りたい方は是非オープンキャンパスにお越しください!

 

 

オープンキャンパス一覧ページはこちらです