作業療法学科には「基礎作業学演習」という授業があります。
その授業では、作業療法の手段として用いられるいくつかの種目に関して、実際にモノを作りながらその手順や工程を実習して、基本を学びます。
ちょっとわかりにくいでしょうか。要するに、籐細工や木工などの作品を実際に作りながら、それがどのように作業療法に活かせるかといったことを学びます。
こういった作業が得意な方もあまり得意でない方もいらっしゃることでしょう。ですが、これらは「いかに上手に仕上げるか」ということではなく、「これらの作業は、どんな風にリハビリに取り入れることができるのか、そのための基本を学ぶ」ことにあります。
ですので、作業があまり得意でない方であれば、逆に、リハビリをする患者さんの気持ちに寄り添って考えることができるかもしれませんね。
というわけで、ことしの作業療法学科夜間部の1年生が作った作品(木工)をいくつかご紹介したいと思います。
ギャラリー日リハ1OT夜展~2016秋
力作揃いですね!
みなさんそれぞれに工夫しながら、作品づくりを楽しんでいたように思います。
思い通りに作れた方も、あまりうまく出来なかった方も、この授業を通して作業の基本はつかめたでしょうか?
出来上がった作品は、ぜひ大事にしてくださいね!