より良い後輩育成の為に

第12回同窓会セミナーを開催しました。

 

 

今回は、〝後輩との関わり方〟や〝学生に対しての指導方法〟などをテーマに、参加者の皆様と色々な意見を出し合いながら、ワークショップを行いました。

 

 

 

 

ファシリテーターはこのお二人。

 

 

名取綜一郎(成田赤十字病院作業療法士・日リハ同窓会会長)

 

 

齋藤久恵 先生(日本リハビリテーション専門学校 作業療法学科 教員)

 

 

 

議論の中では、現場で働く卒業生の皆様のリアルな声、働く中で後輩や学生の指導で困っていることや考えていることなどについて皆で意見を出し合いました。

 

 

 

 

 

 

ケーススタディなどを行いながら、皆で意見を出し合い、その意見を共有することで、〝後輩との関わり方〟や〝学生に対しての指導方法〟についての新たな考え方や解決策も見つかったことではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

ご参加いただきました卒業生のみなさん、ありがとうございました!

 

 

 

吹奏楽部と作業療法士の意外なつながりとは?

意外に思う方もいるかもしれませんが、実は日リハの作業療法学科には吹奏楽部出身者がたくさんいるんです!吹奏楽部と作業療法士。何かつながりはあるのでしょうか??

 

 

【吹奏楽部出身者は作業療法士に向いている!?】

 

 

吹奏楽部出身の学生さんたちに話を聞いてみると、こんな特長があるようです。

 

 

ある意味で運動部より練習がキツいので、忍耐力があり我慢強い。

 

 

・チームで目標に向かうので、和を大切にすることができる。

 

・計画的に練習を重ねるので、堅実さや根気強さがある。

 

・演奏会等を通じて、部員全員で喜びを分かち合う醍醐味を知っている。

 

確かに作業療法士という仕事に向いているのかもしれません。

 

 

なぜかというと・・・

 

 

作業療法士という職業が「生きがい支援のスペシャリスト」であり、患者様の人生にじっくりと向き合うことが求められるからです。

 

 

そして・・・

 

 

“患者様やご家族を笑顔にする”という作業療法士の最終目標を達成するために、吹奏楽部で得られた経験は間違いなく役に立ちます。

 

 

吹奏楽部で日々がんばっている皆さん!

 

吹奏楽の経験が活きる作業療法士という仕事を、ぜひ目指してみませんか?

 

 

【吹奏楽部出身者にインタビュー】

 

 

ここで、吹奏楽部出身で作業療法学科昼間部の学生さんにインタービュー!

 

 

 

 

>吹奏楽部時代の思い出

 

 

私は中学時代から吹奏楽部に所属していて、トロンボーンとユーフォニアムを担当していました。中学のときは全日本吹奏楽コンクールの県大会に出場、高校時代は定期演奏会や野球応援、文化祭で演奏をしていました。

 

 

部活動で思い出に残っているのは、吹奏楽部の友人と2人で老人ホームに行って『ふるさと』を演奏したとき、利用者の方々がみんなで涙を流して大喜びしてくれたことです。すごくうれしかったことを覚えています。演奏で人を楽しませたり、感動させたりすることのできる音楽の力はスゴいと思います。

 

 

実際のコンクールでの様子

 

 

>吹奏楽部の経験と作業療法士

 

 

お客さんに喜んでもらえるように毎日の練習をがんばったり、演奏会の演出を考えたりする経験は、患者様の気持ちを考えて治療を行う作業療法士にとってはとても大切な経験だと思います。また、作業療法士は「チームワーク」が大切な職業なので、吹奏楽部で培ったチームワークを活かすことができると思います。将来は吹奏楽部で培った経験を活かして患者様の前で楽器を演奏し、患者様を笑顔にできる作業療法士になりたいと思っています。

 

 

>最後にメッセージをお願いします!

 

吹奏楽部に所属している高校生の皆さん、その経験が活かせる作業療法士をいっしょに目指しましょう!