美味しそうな料理が並んでいますが、これは全部学生たちが作った料理です。日リハが料理教室をはじめたの??
いえいえ、これは作業療法学科夜間部3年生の授業です。
片手が使えない「片麻痺」の患者さんを想定しての障がい体験で、調理実習を行いました。
主婦の方や料理が得意(好き)だった方が片麻痺となってしまい、片手が使えなくなってしまったとしたら・・・そんな中で、どうやったら料理ができるようになるでしょうか。その方にとってより充実した生活(QOL)を送れるようになるでしょうか。
片手が使えない状態を想定して、
「どうやったら包丁が使えるか?」
「どんな自助具があるよ良いか?」
等を考えながら、料理しています。
いつもなら何でもないピーラーも包丁も、一筋縄ではいかず、みんな一様に苦戦しています!
あ、くれぐれもケガには気を付けて!
そして、作った料理は自分たちでいただきます。と言っても普通に食べるわけではなく、利き手ではない手を使って食べるので、ここでも不自由さをしっかり感じてもらいます。
このような障がい体験を通して、相手の立場に立って物事を考えることができるセラピストになってくださいね。