いい緊張感で臨むこと(即戦力への取り組み~OSCE)

理学療法学科昼間部の3年生が2日間にわたってOSCE(オスキー)を行いました。

OSCE(オスキー)は、日リハが行っている即戦力教育へとつながる取り組みの一つで、医学部などでも行われています。

 

 

 


 

「OSCEとは」

 

OSCE(オスキー、Objective Structured Clinical Examination)は、客観的臨床能力試験のこと。 日本の医学部、歯学部、薬学部6年制課程、獣医学部の学生が臨床実習に上がる前に、この試験とCBTの2つに合格することが、臨床実習に進むための条件となる。

wikipediaより引用

 


 

 

 

 

 

 

患者役をやっているのは4年生です。OSCE(オスキー)では「客観的に」評価をすることが大切ですので、先生と数名の4年生で評価をしていきます。

4年生は長期実習を何度か経験しているので、その経験を通して得たことを後輩に伝えることができます。

 

 

 

 

 

今回のOSCE(オスキー)は2日間にわたって行いましたが、同じことを2回実施するのではなく、1日目・2日目では、対象となる疾患が変わるので、評価する(実施する)内容が変わります。

 

 

 

 

 

 

 

学生たちは、かなり緊張していて、はたから見ているだけでもその緊張感が伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

今は、ほぼ全員の学生がスマホをもっていますので、先輩に頼んで自分のスマホで自分を撮影してもらい、あとで振り返ります。

 

 

 

 

 

 

先生と4年生からは、「良かったこと」もあれば、「もっとこうした方が良い」とったことも、かなり具体的にフィードバックをもらう事ができるので、これからの実習に向けた準備にも大いに役立つことでしょう。

 

 

 

 

 

理学療法学科昼間部ではこのOSCE(オスキー)が終わったら、少し間をあけてTAS(Teaching Assystant System)で、さらに実習本番に向けた演習を進めていきます。

 

 

 

このOSCE(オスキー)で感じた緊張感は、TAS(Teaching Assystant System)になればさらに増して、実習に出るときにはもっともっと緊張することでしょう。

ただ、OSCE(オスキー)TAS(Teaching Assystant System)などの演習を行っていなければ、実習ではさらに何倍も緊張することになりますので、学内の演習を多く行うことは技術面以外にも精神的なメリットがあるのです。

 

 

 

 

 

 

昼間部の3年生は、10月から初めての長期実習(評価実習)に臨むのですが、その前に、いくつかの実践的な実技演習(試験)を通して、自分たちの学んできたことを確認・復習するとともに、着実に実習に向けた準備を進めていきます。

 

 

 


 

ちなみに、作業療法学科昼間部では、5~6月にかけて、実際に障がいをお持ちの方に学校に来ていただき、実習に向けた演習授業を行っています。そこには卒業生も「TA」として協力してくれています。

 

 

アットホームに引き寄せられて

日リハには、東京を中心に様々な地域から通ってくる学生がいます。中には、2時間もの時間をかけて、通ってくる学生もいるんです。

 

 

実際に、今年の新入生にアンケートを取ってみたら、次のような結果になりました。

 

 


 

 

Q:日リハまでの通学時間はどのくらいですか?

 

1位:30分~60分 ・・・ 約56%

2位:60分~90分 ・・・ 約34%

3位:30分以内 ・・・ 約7%

4位:90分~120分 ・・・ 約3%

 

 

※4学科の合計より算出

 


 

 

 

意外と遠くから通っている方が多いことがわかりますね。ではなんで、そんな遠くから日リハに通うことにしたのでしょうか。

 

 

 

理由は様々あるかと思いますが、今回は日リハの人々で、わざわざ遠くから日リハに通っていた卒業生にインタビューをしましたので紹介します。

 

 

 


 

 

日リハの人々Vol.28

作業療法学科昼間部卒業生 植田結衣さん

 

↑ 画像タップでインタビューページへ移動します

 

 


 

 

 

日リハに決めた理由の一つに、「アットホームさ」ということがあったという植田さん。実際に4年間通ってみて、どんな学校生活だったのでしょうか。

 

 

 

植田さんのインタビューを読んで、ぜひみなさんの学校選びの参考にしてください。

 

 

 

植田さんのインタビューはこちら