〈高校3年生〉総合型選抜 6月1日からエントリー開始

いよいよ、6月1日から総合型選抜のエントリーが開始します。

皆さんも、どの学校にしようか迷っているかもしれません。

また入試もどのような入試なのか不安な方もいらっしゃるかもしれません。

 

日リハでは、説明会や入試対策講座で皆さんの不安を取り除けるように実施しています。説明会情報をまとめましたので、学校をご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

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◆5月・6月の説明会情報◆

日リハ学校説明会
日にち:6月9日(日)
時 間:13:00~
⇒学校の特徴を知りたい方

 

作業療法・理学療法学科 説明会
日にち:6月2日(日)、6月16日(日)
時 間:10:00~
⇒授業の体験ができる。

☆スペシャル☆
作業療法・理学療法学科 説明会
現役の理学療法士・作業療法士も参加!!
日にち:5月26日(日)、6月23日(日)
時 間:10:00~
⇒卒業生の話が聞ける。

 

夜間説明会+授業見学

日にち:毎週月曜日

時 間:18:30~

⇒夜間部の授業見学と個別相談がでる。

 

平日夜間相談会

日にち:毎週木曜日

時 間:18:30~

⇒学校帰り・お仕事帰りの方向け。

※※複数の日程、時間でご用意しておりますので、下記イベントの確認ページからご確認ください。

□イベントの確認・お申し込みはこちらから↓↓

https://www.nitiriha.com/eventlist/

 

ぜひ日リハに来て・見て・感じて、学費や入試に関することでもなんでも聞いてみてください!

 

障がい者目線での生活を一緒に考え、体験する 『車いすユーザーと街歩きの授業』 5月28日(火)に実施いたします

日本リハビリテーション専門学校の作業療法学科 昼間部の授業では、実際に障がいをお持ちの方を招聘し、授業を行っていただく機会を設けています。

2024年5月28日(火)に行われる作業療法学科 昼間部3年生の授業「日常生活活動演習」では、車いすトラベラーとして活躍されている三代達也さんをはじめ、車いすユーザーの方々にご協力いただきます。

実際に車いすユーザーの方々と、学校のある高田馬場駅周辺を街歩きし、障がい者目線での生活を一緒に考え、体験することができる取り組みになります。

 

※昨年の授業の様子

 

  • 教育理念「心豊かな人間性」を育む授業を展開

 

日本リハビリテーション専門学校は、1997年に開校したリハビリテーションの専門職である作業療法士・理学療法士を育成する専門学校です。当校の教育理念が「医療人に必要な態度を涵養し、心豊かな人間性を育み、即戦力となる品格を持った医療人を養成する。」とある通り、患者様の気持ちを考えることができる『心豊かな人間性』のある医療人の育成に力を注いでいます。

 

それを体現するための取り組みの一つで、作業療法学科では患者様を招聘した授業を行い、患者様の気持ちを考えることができる力を身につけられる授業を行っております。

 

  • 車いすユーザーと過ごすことで、患者様のリアルな目線を感覚的に体験することができる

作業療法学科 昼間部3年生の「日常生活活動学演習」という授業は、病気や障害別の日常生活活動(Activities of Daily Living, ADL)について学びます。

 

この授業を通し学生は、ADLの評価方法や機能的な活動改善策について学び、クライアントの日常生活への復帰を支援するための技術やスキルを身につけます。

 

その授業の取り組みの一つでこの度、車いすトラベラーとして活躍されている三代達也さん他3名の車いすユーザーの方々にご協力いただきます。朝から夕方まで、車いすユーザーと学生が一緒に過ごして街歩きをし、車いすユーザーのリアルな目線を体験します。

 

【開催概要】
取り組みの名称:作業療法学科昼間部3年生の授業「日常生活活動学演習」
開催日   :2024年5月28日(火)9時から16時10分
開催場所:日本リハビリテーション専門学校(住所:東京都豊島区高田3-6-18)

 

  • 三代達也さんの授業は3年かけて行われる

車いすトラベラーとして活躍されている三代達也さんには、1年生から3年生の授業の一部をご担当いただいております。三代さんの授業を通して、車いすユーザーのリアルな目線を学び、患者様に寄り添える力を養っていきます。

 

1、2年次「車いすユーザーと一緒に楽しめる企画考案」

 

※今年4月24日の1年生の授業の様子

 

学生が、車いすユーザーと一緒に回れる企画を考案し、それに対するフィードバックを受ける授業を行います。

学生が複数グループに分かれ、目的地、移動手段、休憩場所や宿泊先、移動先での体験などの企画を立てます。その企画を、三代達也さん(オンライン参加)にプレゼンテーションし、フィードバックを受けます。車いすユーザー目線から、安心できるポイント・良かった点の評価に加え、気になる点・改善点など細かくアドバイスを頂ける機会となっています。

 

 

3年次には「車いすユーザーと一緒に街に出て散策」

 

※昨年3年生の授業での街歩きの様子

 

1年次、2年次の授業内容を踏まえ、3年次には三代さんをはじめ車いすユーザーの方々と一緒に街に出て散策します。

実際に街の中を一緒に移動し、お店に寄ったり、商業施設へ行ったりし、行動を共にする中で注意すべきところや、危険なところを観察します。

散策から学校へ戻ったあと、観察した結果の気づきをまとめ、クラス内で共有することで患者様の目線で考える力・患者様に寄り添える力を養っていきます。

 

  • ご協力いただける車いすユーザーのご紹介

〈特別講師〉

三代達也さん

 

三代達也さん

 

1988年11月30日、茨城県日立市出身。

18歳の時、バイク事故で頸椎を損傷し、四肢に麻痺が残り車いす生活を余儀なくされる。

約2年のリハビリの後、単身東京に住み車いすツインバスケットボールや、仕事にも挑戦。

23歳の時、勤めていた会社の夏休みに海外への一人旅をきっかけに旅に目覚める。

会社を退職し、24歳でアメリカやオーストラリアでの海外暮らしを経験。

帰国後は日本で就職するも、28歳の時に「誰かのための旅をしたい」と思い世界一周を決意。

現在は、ご自身の旅の経験や生き方を発信し、旅を諦めていた人たちの一歩に繋がるため様々な活動を行ない、テレビやラジオへの出演や講演会の実施、Youtube、SNSなどでも情報を発信している。

 

参照:http://wheelchair-worldtrip.com/profile

 

 

 

<授業に関するお問い合わせ先>

日本リハビリテーション専門学校 広報課

℡:03-5954-1165

Mail:nitirihadai2@nitiriha.com

 

理学療法士になるなら専門学校と大学どっちがいい?それぞれの特徴と違いについて

理学療法士になるための進路には、専門学校か大学で決められた時間数以上の勉強をして、国家試験を受験して合格しなければなりません。専門学校でも大学でも、受験する国家試験の内容は同じですが、それでは専門学校と大学の違いはどこにあるのでしょうか。

この記事では、「大学と専門学校の目的の違い」「規模の違い」「卒業後の違い」などさまざまな視点から、専門学校と大学の違いについてまとめています。

理学療法士を目指せる専門学校と大学、目的の違い

理学療法士を目指すなら、養成学校に通うことが必須になります。専門学校と大学のどちらで理学療法士の資格を取った方がいいの?と迷う方も多いのではないでしょうか。まずは2つの根本にある「なにを目的とするか」を比べてみましょう。


<専門学校の目的>

理学療法士の資格取得
理学療法士として就職すること

「理学療法士として就職した際に役立つ専門的な知識や技術にの習得に特化」

 

<大学の目的>

大卒資格取得
学位取得(理学療法士の資格取得)

「研究を主たる目的として、理学療法士を目指す学びの他、経営・経済といった一般科目も含めた単位を取得する」


似ているように思えますが、この目的の違いによってカリキュラムの内容が変わってきます。

大学では、主たる目的は「研究」にあります。そのため、在学中に研究発表をする機会があったり、卒業論文を書いたりと、研究方法や論文の作り方などについて学ぶ機会が多くあります。また、実習時間などは国の基準の最低限に抑えている大学もあることから、実践的な内容というよりは「学問としての理学療法」に重点を置いていると言えます。

一方の専門学校では、卒業論文が必須ではない学校も多くあり、大学ほどの最先端の研究設備が整っているところもそれほど多くないことから、研究についてあまり深く掘り下げて学ぶ機会は少なくなります。その代わりに、実技や実習などの実践的な授業に力を入れている学校が多く、職業人を育成するという専門学校の使命を果たすべくさまざまな取り組みが行われています。

もちろん「理学療法士」として学ばなければない決められた科目は大学でも専門学校でも同じになりますので、その必要な科目としては大差はありません。それ以外の応用的な科目で差が生まれているのです。

少人数の専門学校と大人数の大学

専門学校と大学の大きな違いは、人数です。専門学校は30~40人の少人数制がほとんどであるのに対し、大学は100人以上(大学によっては200人以上!)が一つの教室で授業を受けることも多々あります。

少人数のメリットは、人数が少ないため先生との距離が近いことです。わからないことや大人数の前では言いにくいことも質問することができます。

また、仲間との協力体制が築きやすいこともメリットです。勉強が大変な時や将来について悩んだ時に支えてくれるのは同じ理学療法士を目指す仲間です。少人数制であればグループワークで一緒に作業することも多く、仲間と切磋琢磨しながら学んでいくことができます。

大人数のメリットは、たくさんの同期と先輩、後輩ができることです。社交的な人であれば一定のアドバンテージがあり、将来の人脈を重視する人は大人数の方が向いているでしょう。また、学習意欲の高い人は、人数の多い分様々な研究会や勉強会ができるため知見を広げやすいという利点もあります。

どちらの方が合っているかは、自分のこれまでの傾向や性格を加味して考えてみましょう。

確実に夢を叶える専門学校と自分の可能性を探せる大学

少人数と大人数の違いに代表されるように、専門学校と大学の違いはフォローの手厚さです。専門学校の方が、学習面や就職面で学校側のフォローが期待できます。

例えば、専門学校では担任制を導入している学校が多いです。担任制では個別面談を行うことができ、学生一人ひとりに合わせた教育サポートをしています。少人数制やグループワークよりももっと細かく、生徒と先生が一体一で相談できる環境が整っています。

確実に理学療法士を目指す夢を叶えたいという方は専門学校が向いているでしょう。

大学は、学びの形式が担任制ではなくゼミ制です。たくさんの教員の中から自分が指導してもらいたい教員を選んで、自分の好きなように勉強を進めることができます。また、時間割や年間スケジュールを自分で設定することができるため、自由な時間を作りアルバイトやサークル活動などといった勉強外の活動が行いやすいでしょう。

また、理学療法士国家試験取得の有無が卒業に必須ではないため、試験を受けない生徒も多くいます。「理学療法士の国家資格を取得して就職したい」という気持ちが強いのであれば、専門学校の方がカリキュラム・授業内容が向いていると言えるかもしれません。

「理学療法士が自分のなりたいものかどうかはまだわからない。福祉や医療について幅広く学んで他の可能性も拡げたい」という方は、大学に入ってみて自分の本当になりたい将来像を見つけるのが良いでしょう。

また、理学療法士として現場で働くことを追うのではなく、様々な面で自分の可能性を伸ばしていきたいという方は大学が向いていると言えます。

理学療法士を目指す専門学校と大学の違いまとめ

専門学校と大学の違いについて、比較すべきポイントを一覧表でまとめました。

将来の目標や学校生活の希望、家庭の経済状況など、学校を選ぶ理由は様々です。自分に合った進路選びができるよう、比べてみてください。

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