STORY
08

RESEARCHER

研究の扉を開ける

高度専門士の称号を得ると、
大学院への進学が可能となり選択肢が広がる。

未来が広がる
高度専門士の称号

理学療法学科 昼間部 卒業生

小西 信子さん

–大学院に進まれた理由は?
専門学校時代に「がんリハビリテーション」の算定が始まった事をきっかけに「がんリハビリテーション」を学びたいと思うようになりました。私は日リハ卒業後、臨床現場を経て、慶応義塾大学大学院で「がんリハビリテーションを癌リハビリテーション」を研究しました。そして、現在は、がんリハビリテーション関連施設で働かせていただいております。日リハを卒業し、以前働いていた病院で様々な事を学び、その後大学院で学んでいるからこそ、働かせていただけることにもなりましたし、自分のやりたい道を進むことができています。
–高度専門士の称号があって良かったですね。
卒業後に臨床現場も研究も、目的や自分の努力次第でいろいろな道を選ぶことができます。将来の選択肢が広がるという事が、高度専門士の一番のメリットだと思います。
–大卒と日リハ卒とで違いは?
大学院では、理学療法士・作業療法士だけではなくいろいろな分野から人が集まってきているので、たくさんの刺激を受けながら学んでいます。同級生の中で専門学校卒は私だけです。
日リハでは、理学療法士として臨床の現場で活躍するための実践力や対応力を身に付けることができます。それが日リハの強みでもあります。
一方で、大学では卒業時に卒論を書いているので、論文の作り方を知っています。大学院では論文を書く必要がありますが、日リハでは卒論を書かないので、改めて論文の書き方などについてのノウハウを勉強しなければなりません。そこが大きな違いだと思います。ただ、日リハでは卒論が無いので、4年次に国家試験対策に専念できるというメリットもありますね。
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