理学療法学科 夜間部 2年生(2019年7月現在)
小林 愛美さん
夜間部だからこその即戦力
学科 | 理学療法学科 夜間部 |
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学年 | 夜間部2年生 |
出身校 | 福島県立白河実業高等学校 |
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趣味/特技 | カラオケ・ショッピング/筋トレ・ストレッチにハマり中 |
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挑戦する道を選んだ理由
学校説明会で感動したこと
夜間部だからできる理学療法漬けの毎日に満足「体だけでなく心も」
- Q. なぜ理学療法士を目指したのですか?
- 両親が事故にあってしまい、二人とも理学療法士の方にお世話になったことがありました。リハビリが進むにつれて、体はもちろん回復していくのですが、自宅では「今日は先生とこんな話をしてきたよ」と、機能訓練だけでなく理学療法士の方とのコミュニケーションを楽しみながらリハビリをしている様子を話してくれました。同時に「体が痛い」と言っている家族に対して、何もできない自分が悔しいという思いもあって、理学療法士を目指そうと思いました。
そして、母に「理学療法士になりたい」という話をしたときに、「実は、あなたのおばあちゃんも怪我をして理学療法士のお世話になったことがあるんだよ」と教えてくれました。それを聞いたとき、私たち家族と理学療法士との“縁“のようなものも感じ、より強く理学療法士を目指そうと決心しました。
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「挑戦を決めた理由」
- Q. 日リハ(東京の学校)へ進学しようと決めた理由は何ですか?
- 地元(福島)の学校への進学も考えていましたので、今まで育ってきた環境で学ぶか、東京の新しい環境で挑戦するか、いっぱい考えましたし、いっぱい悩みました。
地元だったら友人もたくさんいますし、支えてくれる家族もいますし、、、
ですが、最終的には「自分の力を試してみたい」という思いもあって、一からスタートできる東京で挑戦する道を選びました。
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「感動的な体験」
- Q. 日リハの学校説明会に参加した時の印象はいかがでしたか?
- 日リハの学校説明会では在校生の方が丁寧に相談に乗ってくれたのがとても印象的でした。最初はとても緊張していたのですが、在校生の方がやさしく話しかけてくれたおかげで、いろいろと相談することができました。
2回目に学校説明会に行った時には、私のことを覚えていてくれたことに、とても感動しました。
そんなこともあって、日リハの夜間部で、昼間はリハビリの仕事をしながら理学療法士を目指して学ぼうと強く思いました。
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「偶然、同じ境遇の先輩が!」
- Q. 福島から上京されるにあたって、不安はありませんでしたか?
- “東京”という場所に対して不安もありましたし、新しい環境で「友達ができるかな?」「勉強についていけるかな?」といった不安はありました。
ですが、学校説明会で相談に乗ってくれた在校生の方も私と同じような境遇で、実際の経験をもとにいろいろと詳しく丁寧に教えてくれました。
在校生の方が「小林さんなら大丈夫だよ!」と励ましてくれたことも、とても心強かったです。それで日リハに進学する決心ができました。
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「本気度が違う」
- Q. 夜間部に入学されて日リハの学校生活はいかがですか?
- 入学前のイメージでは、夜間部は静かな落ち着いた雰囲気かなと思っていましたが、実際はとても明るく活気があるクラスで、いい意味で意外でした。
クラスには幅広い年代の方々がいるのですが、高校卒業後すぐに入学した私は一番年下なので、みなさんがとても気にかけてくれます。また、同じ年齢のクラスメイトもいるので、すぐに友達もできて、入学前に感じていた不安は全然問題ありませんでした。
わからないことがあれば一緒に考えたり、教え合ったりとお互いに助け合う関係があります。
そして何よりも皆、すごく勉強熱心です。多くの方が、社会人としての経験を積まれた後に学び直しで入学されているので、本気度がすごく高いと思います。そんなクラスメイトを見て、私も刺激を受けています。
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「即戦力への最短距離」
- Q. 昼間、現場で働くことのメリットは何ですか?
- 私は今、日リハ卒業生の橋本先生が働いているクリニックでアルバイトをさせてもらっています。現場では実際に患者様がリハビリしている姿を間近で見ることができるのはもちろんですが、患者様と向き合う姿勢や態度などもすごく勉強になります。
実際に、様々な患者様と接するので、声のトーンだったり、話し方だったり、患者様に合わせた対応をする必要がありますが、そういった対応の仕方などは現場でないと経験できない事です。最近は、患者様が私のことを覚えてくれて、ちょっとした日常会話をしてくれたりすることもうれしいです。
あとはやっぱり、収入を得ながら勉強できることは大きなメリットだと思います。おまけに、実技の練習を手伝ってくれたりすることもあるんです!
昼間はリハビリ助手のアルバイトをしながら夜の学校生活なので、本当に理学療法の勉強漬けの毎日です。
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- Q. 夜間部でデメリットだと感じることはありませんか?
- 正直に言って、デメリットは思いつきません。私は、昼間働きながら夜学校で学ぶという今の生活をとっても楽しんでいます!
強いて言えば、、、と言ってもデメリットとは違いますが、年上のクラスメイトの皆さんが私たちのような年下のクラスメイトとても気にかけてくれるので、そのみなさんのフォローに甘えてしまっている自分がいる気がします。。。
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「自分で考えることの重要性」
- Q. 先生との距離感はいかがですか?
- 先生方はとても身近な存在です。授業でわからない事などがあっても、すぐに質問ができますし、授業後にクラスメイトと勉強をしているときに教室に来て教えてくれたりすることもあります。
私たちの質問に対しては、ただ単に答えを教えてくれるだけではなくて、答えにたどり着くためのヒントをくれる時もあります。自分で考えることの重要性を伝えてくれているんだと思います。
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- Q. 日リハに「もっとこうしてほしい」という要望はありますか?
- 昼間部と夜間部で一緒に授業をやってみてほしいです。今でも、スポーツ大会や文化祭などのイベントで交流することはありますが、一緒に授業をするという機会はありません。私と同年代が多い昼間部と、いろいろな年代が集まる夜間部とがお互いに学び合うといい刺激にもなると思います。
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- Q. 将来、どんな理学療法士になりたいですか?
- 患者様から信頼をしていただいて、この先生となら一緒にリハビリをやりたいと思ってもらえるような、そしてなんでも話をしてくれるような、患者様に身近な存在の理学療法士になりたいです。
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「まずは学校説明会へ」
- Q. これから日リハを目指す方々へメッセージをお願い致します。
- まずは学校説明会に参加してみることをお勧めします。学校説明会では日リハのリアルな雰囲気を感じることができますし、私がそうだったように在校生の方といろいろな相談ができます。
入学前の不安は大きいと思いますが、勉強については入学して一からのスタートで問題ありません。もしできるのであれば、多くの人とコミュニケーションを楽しめるようになれると良いと思います。