理学療法学科 昼間部 卒業生の保護者
卒業生のお母様
「友達」や「先生」に恵まれた娘
-
「卒業生のお母様から大変うれしいお手紙をいただきました。ご本人の了解をいただきましたので、公開させていただきます。」
理学療法士の道に進んだ娘。「友人」や「先生」と共に夢を掴んだ。4月から社会人としての一歩を踏み出す。 -
「お世話になりました先生方へ」
- 桜が咲き暖かい日が続いたかと思えば大雪が降ったり、新型コロナの影響で自粛ムードとなったりと、早く普通の生活に戻ってほしいと願うばかりの毎日ですが、先生方にご挨拶出 来る機会もないままとなってしまい、お忙しいと思いつつペンをとらせて頂きました。
-
「理学療法士を目指した娘へ」
- 4年間本当にお世話になりました。娘が進路を決める時、理学療法士を選んだことに、正直驚きました。しかし、小、中、高校とスポーツになると、はりきっていた娘にとって、思い入れの深い職業出る事を知り、陰ながら応援していこうと見守って来ました。
-
「親子で涙した事が昨日のように…」
- 正直な所、勉強が得意でない娘にとって、実習ならば色々な体験を通して頑張れるのではないかと思っていた矢先に、せっかく先生方に準備して頂いた実習先に行く事が出来ない状況となり、悔しさのあまり親子で涙したことが昨日の事のように思い出されます。そんな状況の中でも先生方のご配慮により、近くの実習先に変更して頂き、気持ちを切りかえ、どうにか乗り切ることもできました。実習については、本人も勉強不足を痛感し、少しずつではありますが、ヤル気スイッチが入って行った様に感じられました。
-
「全員合格のキセキ」
- そして、いよいよ国家試験に向けスタートした時には、勉強のやり方がわからず模擬テストの成績が上がらない事に苦しんでいた時期もありましたが、いつも娘の横には友達が居て支えてくれたり、先生方が熱心にご指導してくださったおかげで、どうにか試験当日をむかえる事が出来ました。仲間に恵まれ、先生方に支えられての「合格」。キセキがおき、感謝の気持ちでいっぱいです。クラスの仲間全員が「合格」と聞き、本当に嬉しい限りです。
-
「社会人としての一歩」
- でも、そんな仲間達との卒業式、謝恩会をする事が出来なかったのは残念で仕方ありません。娘のはかま姿を見る事も出来ず、そして、お世話になりました先生方にご挨拶もできない事が心残りでなりません。4月より、いよいよ社会人として一歩を踏み出しますが、感謝の気持ちを忘れず、4年間学んできた事を恩返しのつもりで精一杯発揮してほしいと思っております。最後に、人一倍手のかかる娘が、4年間、本当にお世話になりました、そして、ありがとうございました。