作業療法学科 昼間部 2年生(2021年2月現在)

高原 暖さん

私は上京を決めた。
作業療法士になるために。

学科 作業療法学科
学年 昼間部 2年生
出身地 北海道標茶町出身
 
趣味/特技 楽しいご飯巡り
  • 北海道から東京へ。
    クラスメイトやご両親、いろいろな人に支えられて。

    Q. 日リハに入学してもうすぐ丸2年経ちます。1人暮らしには慣れましたか?
    そうですね。だんだんと慣れて来て、今は学校の勉強とアルバイトとのバランスがとれるようになりました。テスト前にはアルバイトを減らしたりして、勉強面との両立を図りながら頑張っています。
    最近は、テストが終わったら自分へのご褒美をあげたりしながら、一人暮らしや学校生活を楽しむこともできています。
    Q. 慣れるまでは大変でしたか?
    北海道から東京に出て来て最初の頃は正直大変でした。私は、生活費を全て自分で担っているので、学校に行って、アルバイトをして、家事もして・・・時間配分も大変ですし、学校以外での人間関係にも悩まされました。そんな時は、クラスメイトはもちろんですが、地元の友達とか親に電話して励ましてもらいました。
  • 「4年生が私には合っていた。
    日リハに決めたのは先輩たちの姿。」

    Q. 大変な時期を過ごしていたんですね。ではどうして東京へ?
    まずはそもそも北海道を出ようとは思っていて、関東・関西の学校とかも調べていました。3年制の学校もありましたが、私は勉強にあまり自信がなかったので、3年間ではカリキュラムが厳しいと思って、4年制の学校に絞りました。
    それで、親といろんな学校のホームページを見て、「ここのオープンキャンパスに行こう」っていうのを決めて、実際沢山のオープンキャンパスに参加して、沢山悩みました。
    Q. 日リハに決めた理由は何ですか?
    オープンキャンパスでは、実際の学生さんと校舎見学とかフリートークで関わったんですが、その先輩がとてもしっかりしていて、「私もあんな風になれるかな」って思った事がいちばん大きかったです。
    それと、国家試験対策がしっかりしていて安心して勉強できそうだなと思いました。あとは、アクセスの良さとか、実習先の幅広さとかも良かったです。あ、ユニフォームのデザインも良いなと思いました(笑)
  • 「人をサポートする仕事、
    作業療法士にたどり着いた。」

    Q. さて、話は変わりますが、作業療法士を目指すことにしたきっかけは何ですか?
    人と関わるのが好きで、自分がメインになる仕事ではなく、人の役に立つような仕事に就きたいと思って、作業療法士を目指すことにしました。
    Q. 作業療法士の事はどこで知ったのですか?
    高校時代、野球部のマネージャーをやっていて、他にも課外活動に沢山参加していたり、人とお話する事も好きだったりと、人との関わりがとても多い生活を送っていました。
    それで、高校の進路活動の授業で職業について調べていくうちに、「人をサポートする仕事」という事で作業療法士にたどり着きました。
    Q. スポーツに関わる方だと理学療法士になりたいと考えることが多いですが、作業療法士を選んだんですね。
    私が調べた時は先に作業療法士という職業を知りました。それで後から理学療法士を知って調べてみましたが、作業療法士は理学療法士とは違って、患者さんの生活にあったリハビリを考えて、実行し評価するという事が、患者さんの生きがいと私自身のやりがいを共に感じられると考えて、そんなところに魅力を感じて作業療法士を選びました。
  • 「一人じゃない。
    支えあいながら学ぶことが大切。」

    Q. 作業療法士を目指すための勉強はいかがですか?
    勉強は本当に大変です!
    でも、一人ではないので、こないだもクラスメイトと一緒に放課後、教室を借りて勉強していました。ひとりでやるのではなくて、みんなで一緒に勉強して教え合ったりする時間がとても大切だと思います。
    Q. 先生に質問することもありますか?
    はい。放課後、先生に質問しに行くと、マンツーマンでわかりやすく、私が理解できるまで教えてくれます。先生に質問がしやすいですし、不安も解消しやすい環境だと思います。
  • 「自分の考えを持つことと、
    伝えることの大切さ。」

    Q. 実際に日リハに入学して、想像していたのと違うところはありますか?
    良かったところは、発表する機会やグループワークが多くて、自分の意見を言う機会が増えたことで、自分の考えをしっかりと持つことができるようになりました。
    高校ではマネージャーをしていたこともあって、どちらかと言うと「相手の意見を聞く」事が多かったと思います。それが、日リハに入ってからは、相手の話を聞くことだけではなくて、自分の考えを伝えることが増えました。
    Q. なるほど。では、逆に悪かった点は?
    悪かったのとは違いますが、売店か食堂があれば良いなと思います。
    Q. それは、偉い人に伝えます(笑)
    お願いします(笑)
    後は、先輩ともっといっぱい関わって、授業の事とか学校生活の事とか、いろんな話を聞く機会があればいいなと思います。
    今年はコロナウィルスの影響でスポーツ大会や文化祭が中止になってしまった事もあって、先輩と関わる機会が少なくなってしまったので残念です。
  • 「人と関わりを持つことを増やし、
    笑顔が溢れる関係性。」

    Q. それでは、将来はどんな作業療法士になりたいですか?
    笑顔を増やすことができる作業療法士になりたいです。なので、周りの人に笑顔になってもらうためには、まずは自分が笑顔で接するように心がけています。
    Q. 最後にこれから作業療法士を目指す方や日リハを目指す方にメッセージをお願いします。
    自分の身体の構造に興味を持つ事、何でもメモを取る習慣をつけておく事、人と関わることに慣れておく事が大切だと思います。
    特に、メモを取る習慣はとても大切です。授業プリントだけでは補えない部分もあるので、日リハに入ったらぜひメモを取ることをおすすめします!