理学療法学科 昼間部 3年生(2021年4月現在)
齊藤 龍矢さん
ジュニアオリンピック選手から、
理学療法士を目指す僕の選択。
学科 | 理学療法学科 |
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学年 | 昼間部 3年生 |
出身校 | 前橋育英高等学校 |
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趣味/特技 | ウェイトトレーニング |
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筋金入りのアスリートから理学療法士を目指す。
常にベストを尽くすその先にある、
未来への序章を日リハで描く。「将来を見据えて今できること。」
- Q. いきなりですが、筋トレが趣味なんですね
- そうですね。結構ガチで、週6くらいでジムに通っています (笑)
高校時代の延長でウェイトトレーニングをずっと続けている感じで、実はボディビルを見るのも好きなんです。特に横川選手が好きです。 - Q. それはガチですね(笑)
- 好きでやっているというのもあるんですが、理学療法士の資格を取得した後の就職もイメージしていて、パーソナルトレーナーだったり、場合によっては起業したりっていう事もなんとなく考えていて、その為にもトレーニングを続けています。自分にしかできない事をやっていきたいなと思っています。
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「ジュニアオリンピック出場から怪我をして…」
- Q. 先まで見据えているんですね。では、なんで理学療法士を目指すことにしたのですか?
- 小学生の時から陸上競技をやっていました。中学生の時に砲丸投げをやっていて、腰を怪我しました。実は、私は県の強化指定選手にも選ばれて、ジュニアオリンピックにも出場していました。成績も上がっていた頃にケガをして初めてリハビリを受けたのですが、焦りと悔しさで失意の底に沈んでいて、自棄になって「リハビリはもういいや」っていう気持ちもありました。
そんな時、担当してくださった理学療法士の方は私の気持ちに寄り添い、どんな時でも笑顔で話しかけ、励まし支えてくださいました。
最初は日常会話をしながら可動域を測定したりしていて、徐々にリハビリもできるようになっていきました。
この時に、私もこの方のような患者様の支えとなれる理学療法士になりたいと思ったのがきっかけで理学療法士を目指すことにしました。 - Q. 辛い経験をされたんですね。体の状態は今はいかがですか?
- 正直、いまだに腰は痛いです。
ただこれはずっとうまく付き合っていかないといけないかなと考えています。
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「文武両道、それを支える意思と努力」
- Q. それでは高校時代はどんな生活でしたか?
- 高校は前橋育英高校に通っていました。スポーツが盛んな高校で、スポーツ科学コースだったので、朝早くから夜遅くまで部活動で忙しかったです。朝は4時30起きで始発に乗り、夜は9時過ぎとかもあったので、自宅ではご飯を食べて寝るだけという感じでした。
本当にスポーツ漬けの毎日だったのですが、そんな中でも負けず嫌いの性格もあって、勉強も頑張って、成績も上位をとっていました。
スポーツだけでもなく、勉強だけでもなく、全部負けないようにしようと思って頑張っていました。
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「オーキャン1回目で日リハに決め、AO1期で受験の理由。」
- Q. それは素晴らしいですね。ではどうして東京の日リハに進学する事にしたのですか?
- 理学療法士の学校を探してインターネットで検索した時に、最初の方に出てきたのがきっかけです。それからページを見たら「即戦力」とか「少人数」とか特徴が書いてあって、良さそうだなと思って説明会に参加しました。
説明会には何回か参加しましたが、最初に参加した時に「ここにしよう」って直感的に決めました。 - Q. どうしてそう思ったのですか?
- 学校の特徴とかの説明だけじゃなくて、先生や先輩方が自分たちの言葉でちゃんと説明してくれて安心できました。先輩方が優しく接してくれて、雰囲気が良いなと思いました。
あとは、母も一緒に参加したんですが、母と先輩が楽しそうに話をしている姿を見て、なんか良いなとも思いました。 - Q. なるほど。学校の特徴ではいかがですか?
- まずは、実習時間が長いということもあり、卒業後は即戦力になれるのではないかと思いました。また、先生と生徒の距離が近くて、クラスが少人数制なので集中して勉強することができる環境が整っているのも魅力に感じました。
あとは、高度専門士の称号も付与されるからというのもありました。 - Q. ではAO1期を受験されたのはなぜですか?
- 部活動もまだ残っていたので、早く進路を決めて、残りの高校生活をしっかり送りたいなと思いました。まあ、結局部活漬けの毎日だったんですが(笑)
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「説明会で聞いていたことは本当だった。距離の近さがすごい。」
- Q. では、説明会で聞いていた内容と実際に入学してみて違ったところはありますか?
- 説明会で先輩と直接話ができる時間があって、たくさん話を聞いていたので、不安とかも無かったです。先輩、生徒の目線で話を聞くことができたので、たぶんそれが正直な意見だろうと思っていましたし、特にギャップは感じません。
- Q. 先生とのコミュニケーションはいかがですか?
- 去年はコロナの影響で学校にいる時間が少なかったですが、それでも普段、あまり関わったことない先生でも自分のことを知ってくれていたりすることに驚きました。少人数制ならではだと思います。
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「コロナ禍の学びも無駄にしない。」
- Q. コロナ禍での学びはどうですか?
- 緊急事態宣言中は群馬の実家に帰っていて、遠隔授業を受けていました。遠隔授業では自分の中で「課題は当日中に提出する」というルールを決めていて、授業が終わったらすぐに授業を振り返って内容を確認していました。
ただ正直なところ、ZOOMの授業はなんだかすごく疲れます。常に画面に映っているので、ずっと気を張っていないといけないような感じがしてしまいます。
ちなみに、自粛期間中に今後の為にメンタルケアカウンセラーの資格を取りました。心理学の授業に近い内容かなと思います。
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「東京生活も満喫。地方出身者も意外と多い。」
- Q. 頑張り屋さんの性格がよく分かります。東京での一人暮らしは慣れましたか?
- もうだいぶ慣れました。普段は学校に行って、帰りにジムに寄ります。それから、ご飯を買ったりして帰宅して、食事などをした後に課題をしたりといった感じです。高田馬場は立地もいいので、友達と息抜きもしやすいです。
ただ、東京は電車がすごく混むのが嫌ですね(笑) - Q. 確かに東京は人が多いですからね。クラスには地方出身の人もいますか?
- はい。入学してみたら意外と地方出身の人も多くて、東京の人ばかりっていうわけでもなかったので安心できました。地方勢でも助け合ったりしています。
東京は電車の種類がめっちゃあるし、新宿駅が広すぎて迷ったり、メトロって何?みたいなこともありますが、そういう事は東京の人に教えてもらっています。 - Q. 東京の人でも大きい駅では迷います (笑)。それでは、将来の目標を教えてください
- 患者様の気持ちに寄り添い、患者様の支えとなれるような理学療法士になりたいと思います。あとは感謝する気持ちは忘れずにいたいです。
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「スタートラインは同じ。気になる事はオーキャンで聴こう!」
- Q. 最後にこれから理学療法士や日リハを目指す方々へ、メッセージをお願いします
- 理学療法の勉強は、高校までに行っていた勉強とは違うので、みんなスタートラインは同じだと思います。
なので、日リハに入学するまでは、勉強についてあまり不安に思わなくていいと思います。
あと、入学してからの不安や入学前に不安なことがある場合は、説明会などといった時に聞いてみるのが良いと思います。
些細なことでも聞いておくことで、より安心して学校に通うことができると思いますし、入学前と入学後でのギャップもなくなります。