理学療法学科 昼間部 4年生(2017年9月現在)
尼野 将誉さん
夢は大きく、世界進出!
学科 | 理学療法学科 |
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学年 | 昼間部 4年生 |
出身校 | 私立三浦学苑高等学校(神奈川県) |
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趣味/特技 | ウクレレ |
「怪我をしてみてわかったこと。」
- Q. なぜ、理学療法士の道に進んだのですか?
- 高校生の時、卓球部に所属していたのですが、ケガ(ヘルニア)をしてしまい、しばらく部活に参加できない時期がありました。復帰できるか不安でしたが、担当してくれた理学療法士さんが自分のことをしっかりと分析してくれ、医学的な面からも指導してくれたおかげで無事治すことができ部活にも復帰できました。
その時から、いつか自分も同じような思いをしている人たちを助けたい、と思うようになりました。
「より深く学びたいから専門学校。」
- Q. 日リハを選んだ理由をおしえてください。
- 当初、大学進学も考えていましたが、専門学校は一般教養が少なく実技の時間が多いため、より専門的に必要なことを学べると思い専門学校に絞りました。その中でも、日リハは学校説明会で対応してくれた4年生をはじめ、みんなが笑顔で対応してくださり雰囲気がとても良い印象でした。カリキュラムも充実していて、この学校に通えば間違いない、という安心感を感じ、迷わず選びました。実技教室の設備が整っており、授業以外の自主練習などで借りられることも魅力です。
「大変な環境ほどやり甲斐を感じる!」
- Q. 実習で実際の現場を経験され、意識の変化や気付いたことはありますか?
- 実際に患者様と接する中で、自分の知識や技術不足でその方の将来を左右してしまう、ということにあらためて気付かされました。間違った対応をしないためにも、まずは基礎知識を身につけることが重要です。実習は確かに大変ですが、だからこそさらにやる気も出ました。私は難しい環境にこそやり甲斐を感じるタイプなのかもしれません。
まだまだわからないこともたくさんありますが、実習先で担当していただく先生方も親身になって接してくださいます。わからないことを質問した際も、ただ答えをくれるだけでなく、自分が考えたうえで答えを導き出せるようなヒントをくれます。
「目標は、全員合格!!」
- Q. 本格的に国家試験の勉強がはじまりますが、意気込みを。
- 合格点を目指すのではなく、満点を取る気で勉強しています!
現時点では、専門基礎である運動学・生理学・解剖学を集中的に勉強して固めています。これを怠ると、病気に関する知識が身につきません。
4年生になりクラスの団結も一層高まってきています。だれかが勉強でつまずくことがあれば、4、5人でサポートします。みんな誠実で、他人を思いやる気持ちやサポート能力が本当に高いです。
目指すは全員合格!
「授業が終われば、みんなで一緒に!」
- Q. 授業以外のキャンパスライフについて
- サークル活動でフットサルをやったりしています。サークルは学年を問わず参加できるので、いろいろな人たちと交流できます。ときには先生がサークルに顔を出してくれることも。フットサル後に一緒にご飯を食べに行ったり飲みに行ったり、本当に仲がいいです!
「迷った時は、先生に。」
- Q. 先生とのコミュニケーションはいかがですか?
- 先生方のサポートはとても心強いです。個別に相談に行った際はもちろん、先生から声をかけてくれたりメールをもらったり。特に、担任の先生との絆は深く、何でも相談できる関係です。
理学療法士を目指す中で、どういう道に進めばよいか悩んだ時期がありました。自分はスポーツの分野に関心があるのですが、開業もしたいという思いもありました。理学療法士には開業権がないので、日リハ卒業後に別の学校へ入り別の資格取り直そうかとも考えていました。そんなとき、先生から「いくつも追いかけるのではなく、まずは理学療法士の道に直線で進んでみてからまた考えればいい」とアドバイスをいただきました。この言葉で迷いがなくなり、自分の原点である理学療法士になる、という目標に真っ直ぐ進むことができました。
私にとって、先生との距離感が近い、ということは大きな魅力です。何でも話せ、わからないことも相談しながら自分なりに追求することができます。
「夢に向かって一歩ずつ。」
- Q. どんな理学療法士になりたいですか?
- すべての人から信頼され、頼られる理学療法士を目指しています。そして何でも受け入れられる器の大きな人間になりたいです。
そのためにも、日頃から「嘘をつかない」「愚痴を言わない」「すぐ怒らない」という基本的なことに注意しています。そして、人の意見を素直に受け入れ、自分の中で一度咀嚼してから行動に移すよう心がけています。知識や技術を身につけることは重要ですが、まずは人間性です。相手の話を聞けないと行動はできません。そして、相手の身になって考えるが大事です。
そして、いつかは海外でも活躍できるスポーツ理学療法士として働きたいです!