2023.02.14
理学療法
「理学療法士になりたい!」「作業療法士になりたい!」と思った時、なるべく最短で資格取得を目指すなら通信教育という方法はないだろうか?と思う方もいると思います。
リハビリテーションの専門職である理学療法士・作業療法士の資格は、高齢化社会に伴って需要が増し、一生使える国家資格であるため人気の職業です。
「通信教育で取得したい!」と考える方はいらっしゃるようですが、理学療法士・作業療法士を通信教育で目指すことはできません。
なぜなら、日本では国に指定された、専門学校などの養成施設に通って学ばなければ理学療法士・作業療法士の国家試験の受験資格を得ることができないためです。
これは通学する必要があるため、通信講座を利用することはできません。
例えば理学療法士・作業療法士になるためには病院や施設などで一定期間の臨床実習を行わなければなりません。だからと言って「臨床実習だけを通学して座学は通信教育で」といった形で併用することもできません。3年以上所定の施設へ通学する必要があります。
インターネットで「理学療法士 通信」「作業療法士 通信」と検索すると通信課程を紹介するwebサイトが出てくることがあるかもしれませんが、おそらくそれは国家試験そのものを対策する講座だと思われます。
理学療法士・作業療法士の国家試験は範囲も広く勉強量も多くなりますので、学校の勉強だけでなく国家試験の対策のためにプラスアルファで通信講座を受ける方もいますので、混同しないよう気を付けましょう。
では、通学をして理学療法士・作業療法士になるためにはどうしたらよいか、詳しく解説していきます。
まず前述したように、理学療法士・作業療法士の養成施設で、3年または4年の通学をして所定の課程を全て修了する必要があります。養成施設とは、専門学校・大学・短期大学の3種類です。
養成施設は昼間部・夜間部のどちらでもよく、また大学では私立大学・国公立大学のどちらでもよいです。
専門学校と大学の違いは、専門学校は理学療法士・作業療法士の技術や知識に特化した学びが多いのに対し、大学は一般教養などの授業も必修としてあることでしょう。理学療法士・作業療法士を目指して集中した学びを得たい方は専門学校、将来の選択肢を広げたい方は大学を選ぶ傾向にあります。
金銭面については、専門学校・大学・短大という括りでは安いか高いかは一概に言えません。学校によって様々ですので、興味がある学校のホームページから学費をチェックしてみましょう。その際、実習費が込みかそうでないかや、奨学金の有無なども確認しておきましょう。
もし、理学療法士を目指していて、すでに作業療法士の資格を持っている方は、養成校に通う期間は2年以上となります。
また、外国で理学療法士または作業療法士の資格を取得している場合は、定められた手続きを行って厚生労働大臣より認定を受ければ、日本の養成校に入学せずに、または不足した単位を取得するだけで受験資格を得られます。
自分に合わせた理学療法士・作業療法士の資格取得への道のりを探しましょう。
「通信教育で理学療法士・作業療法士を目指したい」という方は、理由として「今、社会人として働いており通学の時間が取れないから」という方が多いのではないでしょうか。
そういう方には、専門学校の夜間部をおすすめします。社会人でも働きながら学べ、費用も安く通うことができます。
理学療法士・作業療法士になるために必要なカリキュラムは昼間部も夜間部も同じですので、夜間部だけ学ぶ内容が薄い・少ないといったことはありません。
夜間部は昼間部に比べて働きながら学ぶ方が多く、同じ境遇の仲間と支え合いながら学べるのもメリットのひとつです。また、忙しい社会人向けのサポートも充実している学校が多いことも特徴です。
日本リハビリテーション専門学校の夜間部では、理学療法士・作業療法士を目指すことができます。学生の多くが社会人の方で、その社会人の方にとって学びやすい特徴を3点ご紹介します。
①座学授業のアーカイブ(録画)視聴
「急な残業」が発生したり、「家庭の事情で休まないといけない」といったやむを得ない事情が起こることがあります。急な遅刻・欠席をした場合でもその授業の内容を学べるよう、2025年度4月よりアーカイブ(録画)の授業が受けられるようになります。
受けられなかった授業をいつでも視聴することができるうえ、授業の見直し・振り返りにも役立てることができます。そのため、安心して夜間部の授業に通うことができます。
※アーカイブ視聴のみでは出席扱いにはなりません。また、著作権の関係等でアーカイブ化できない授業もあります。
なお、アーカイブ(録画)配信以外にも、ハイフレックスという対面かオンラインを選択して受講することができる授業も導入予定です。この場合、オンライン視聴でも出席となります。ご自宅や職場等でも受講ができるため、通学の負担を減らせます。
②リハビリ助手のお仕事紹介
学校には、リハビリ助手といわれる病院や施設でリハビリの補助や支援をする仕事の求人が寄せられます。
多くが学生向けの求人となっているため、定期試験の前に時短勤務や休暇を取りやすいところが魅力です。そのため、入学するときにお仕事をリハビリ助手に変える方は毎年のようにいます。
また、昼間はリアルな現場で学び、夜は学校で学ぶ事で、理解の深度が格段に深くなる特徴もあります。
③夜間部向けの学費の支援
日本リハビリテーション専門学校は4年制の学校であり、学費は決して安いとはいえません。「学費が高いから」といった理由で理学療法士・作業療法士の夢を諦めることがないよう、学校独自の夜間部向けの支援金制度を整えています。
その支援金制度というのが
になります。
夜間部の方が最も悩まれる学費のサポートを手厚くしています。
詳しくは、上の項目から詳細を確認できます。
なお、日本学生支援機構などの奨学金もご利用いただけますので、学費を払いながらも日常的な生活を維持しつつ通うことが可能です。
その他にも、夜間部での学びをサポートする特徴がありますので、詳しく知りたい方は学校説明会にてご紹介いたします。
「理学療法の広がる未来!理学療法士としてスポーツ分野で活躍するために」
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