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現在、現場では理学療法士の数は
安定してきています。
一方、作業療法士は
まだまだ足りない状況が続いているとは言え、
ただ国家資格を持っているだけでは淘汰されてゆく時代
に突入したと言えます。
それと呼応するように、
厚生労働省
「理学療法士・作業療法士
学校養成施設カリキュラム等改善検討会」
の報告書がまとめられ、
養成校のカリキュラムが20年ぶりに大改正され、
2020年4月から適用されました。
その内容は質の高い理学療法士・作業療法士を
養成する教育へと大きく舵を切りました。
これからの養成校に強く求められるのは
「即戦力」の育成です。
冒頭でお話ししましたが、
2020年4月から養成校のカリキュラムが大改正されました。
見直しの大きなポイントは
総単位数増加、最低履修時間数の設定と言えます。
結果的に学生が学ぶべき事がさらに増えました。
理学療法学科・作業療法学科共に8単位増加しました。
これは、高齢化の進展に伴う医療需要の増大や、
地域包括ケアシステムなど、
理学療法士、作業療法士を取り巻く環境の変化への対応や、
臨床実習の拡充などによる
質の高い理学療法士、作業療法士を
育成するための見直しです。

現在、養成校に対し、最低履修時間数の設定はなく、
各養成施設において履修時間数に差があることから、
新たに最低履修時間数が設定されました。
今まで上記基準を満たしていなかった養成校は、
大きなカリキュラム変更を迫られます。
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改正内容の中身を見ると、びっくり。
日リハの、現行のカリキュラムでも、
総実習時間や総単位数等の基本的な要件は
すでに改定後のカリキュラムをクリアしています。
一部の授業内容は変更する必要がありますが、
大きく変更しなくても大丈夫です。
つまり、日リハが22年前から行ってきた即戦力教育は、
まさに現代のスタンダードと
言っても過言ではありません。
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山内 康多さん
学校選びはすでに「就職活動の一環」だと考えていました。
4年間の研修を経て病院に配属されるイメージです。ですので、
現場に出た時に即戦力となっていることが理想でした。
日リハは、臨床実習の時間が長く設けられていて、
即戦力になる為のカリキュラムが充実していました。
自分の目標を達成するために、
最も適している環境だと思ったので入学を決めました。
岡本 美鈴さん
しっかりと学ぶには3年間では時間が足りないと思いました。
また、大学は自分でスケジュールを立てたりと、
勉強以外のことも気にしなければならず、
自分には向いていない気がしました。
日リハは実習時間が多く、先生のサポートが
充実していると資料や説明会で聞いたので
この学校一本に絞りました。
理学療法士・作業療法士の養成校には
3年制、4年制があります。
当然ながらそれぞれ大きな違いがあり、
メリットとデメリットがあります。
今から理学療法士、作業療法士を目指す皆さんの
現在の状況によって、判断基準も変わります。
ここでは3年制、4年制の違い
をわかりやすくご説明します。
これからのスタンダードを理解した上で
進むべき道を見つけてください。
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今回のカリキュラム改正により多岐にわたる
影響が大きいと。国家試験合格を主眼に置き
1年早く現場に出ることができる3年制なのでスケジュールはかなりタイト。
今後更にタイトになる -
元々現代スタンダードなので、
カリキュラム改正により影響が少ない質の高い即戦力育成を主眼に置き
学生時代に多くの経験ができ、現場に出てから安心土日休みでオンオフが切り替えられ、
無理のないスケジュールで学べる。
「当校は現場が求めている即戦力となる技術や
態度を身につけた医療人を育成するために
4年間のうち約3年をかけて
医療人としての基礎知識や自己認識を確立し、
4年次にはほとんどの時間を実習に
充てて実践力を身につけていきます。
1997年の開校以来25年、
日リハは数多くの即戦力が巣立ちました。
皆さんの未来の職場で、
日リハ出身の先輩達と数多く出会うでしょう。
そんな先輩達からのメッセージを紹介します。
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日リハ夜間部だから
卒業後の可能性が広がる社会人を経験した後、作業療法士を目指しました。社会人として現実の厳しさを知っているからこそ自分の出身大学のグループ大学を検討したり、3年制の学校や、学費が安い学校も検討しました。
その中でも、夜間部でありながら充実した授業内容・卒後のフォロー体制・高度専門士取得等に魅力を感じ、日リハを選びました。他にも挙げればきりがないほど魅力いっぱいでした。特に、大学院への進学も検討していたので「夜間部でも高度専門士(大卒同等資格)が得られる」という点は重要な要素でした。
また、日リハは学生へのフォロー体制は本当に整っています。先生方はみなさん熱心で、いつも真剣に学生に向き合って下さいました。実習で壁にぶつかった学生がいれば、先生が遠方までわざわざ励ましに来て下さいました。時には、遠方にも関わらず終電で日帰りする、なんてこともありました。
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現場における日リハブランド
臨床的(実践的)な授業が多く、動作分析や治療法を学ぶ授業が多いのも日リハの特徴です。日リハでは、手技や治療法を幅広くたくさん学ぶので、理学療法士としての視野も広がり現場で生かされています。
あと、いわゆる治療法だけではなく、ケーススタディなども繰り返し学んでいくことで、授業内容・治療法などをしっかりと身につけることができます。
お陰様で、実習や新人の時にそれほど悩むこともありませんでした。現に、実習先からは日リハの学生はすごい良くできるよねと言う声が聞かれます。
そして、日リハの先生方はみなさん「臨床家」だったなと思います。「感覚を大事にする先生」「理論的に説明してくれる先生」など、個性的な先生方ばかりでしたが、実践的な指導が多く、現場で働いていてトレーナー活動も平行していた私にとっては、非常に勉強になりました。
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頭がパンクしそうに。。。
専門学校での4年間、学ぶ事は沢山あります。頭がパンクしそうになります。でも、私達が働く世界は医療・介護の分野であり、担当する方の生活の一端を担うので、それは当然の事と思います。もう一度言います。頭がパンクしそうになり、投げ出したくもなります。それでも、日リハは先生方との距離感が非常に近く、学びやすい環境です。ただ、常にべったりという訳ではなく、困っている時に声をかけてくださったり、相談に乗ってくれたします。だからこそ4年間の学びを乗り切れるのです。
本当は臨床現場に出てからの方が、学ぶ事は沢山あります。それでも、学ぶ楽しさや面白さは専門学校時代よりも何倍も多いです。
これを読んでくださっている方には、ぜひ日リハで、同じ目標を持った仲間と共に、充実した4年間を過ごしてもらいたいです。
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日リハブランドは現場でも!?
日リハは20年以上の歴史があり、多くの理学療法士(作業療法士も)を輩出しているので、現場に卒業生がいる場合が多いです。私の経験上、日リハ出身者はコミュニケーション能力が高い方が多いです。また上下の繋がりも強いので、早く現場に馴染むことができると思います。
おそらく、多くの現場で「日リハ」として一定のキャラクターやブランドが確立されているのではないかと思っています。何より、理学療法士として臨床の現場で活躍するための実践力や対応力を身に付けることができます。それが日リハの強みです。
また、高度専門士の資格が得れるので将来の選択肢が広がります。私は日リハ卒業後、現場を経て、慶應義塾大学大学院で学び、今は、国立がん研究センターで働いています。以前働いていた病院で様々な事を学び、その後大学院で学んでいるからこそ、働かせていただけることにもなりましたし、自分のやりたい道を進むことができています。
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日リハは25年前から、
現代に通じるスタンダード教育を行なってきました。
これからも未来のスタンダードに向けて
更に学びの質を高めます。
「ずっとずっと即戦力育成」
日リハで、質の高い理学療法士・作業療法士を
目指しましょう。
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